ランゲラックが36歳で現役引退。名古屋でも活躍した守護神が“原点のクラブ”で約17年のプロキャリアに幕

2025年07月10日 サッカーダイジェストTV編集部

引退後は指導者の道へ

現役引退を発表したランゲラック。(C)Getty Images

 現地時間2025年7月10日、オーストラリアのメルボルン・ビクトリーが元オーストラリア代表GKのランゲラック(36歳)の現役引退を発表した。キャリアをスタートさせた原点のクラブで、約17年のプロフットボーラー人生に終止符を打つ形となった。

 名古屋グランパスでも大活躍した守護神は、25年1月にメルボルン・ビクトリーに加入。その後、アーサー・ディレス監督の下でリーグ11試合に出場したが、シーズン終盤は足の負傷でプレー機会が限られていた。

 今回の決断を受け、本人は以下のようにコメントしている。

「プロとしてのキャリアをメルボルン・ビクトリーで始め、そして最後の試合もこのクラブで迎えられたことは、私にとって大きな誇りです」
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 クイーンズランド州出身のランゲラックは、2008-09シーズンにメルボルン・ビクトリーでプロデビュー。10年7月にドイツの名門ドルトムントへ移籍すると、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグで経験を積み、シュツットガルトとレバンテを経て、18年1月に名古屋へ新天地を求めた。そこでキャプテンとしてチームを牽引し、24シーズンのルヴァンカップでは優勝に導いた立役者として大会MVPに輝いた。
 
 「ドイツ、スペイン、そして日本と、海外で長年にわたり成功を収めることができ、本当に恵まれていました」とランゲラックは感謝の言葉を述べている。

 引退後、ランゲラックはメルボルン・ビクトリーのアカデミープログラムでコーチングの役割を担う。豊富な国際経験を活かし、次世代のゴールキーパーを育成するそうだ。

「最後の数分をメルボルンという地でプレーできたことは、最高の締めくくりでした。これからは選手時代の情熱と経験を活かして、指導者という新しい視点からクラブに貢献していきたい」

 クラブのフットボールディレクターであるジョン・ディドゥリカ氏は「ミッチ(ランゲラックの愛称)はメルボルン・ビクトリー、そしてAリーグにおける成功物語の象徴です。ミッチのような人材は、クラブのフットボール部門において非常に貴重な存在です」と称え、コーチとしての新たなキャリアを歓迎した。

 偉大な選手として歩んだランゲラックが次のステージへと歩みを進める。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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