選手一人ひとりが何をすべきか理解していた
代表デビュー戦で4得点をマークしたジャーメイン。(C)Getty Images
[東アジアE-1選手権]日本 6-1 香港/7月8日/龍仁ミレウスタジアム
日本代表は東アジアE-1選手権の第1戦で、香港代表と対戦。6-1で勝利を飾った。
E-1の開催期間は国際Aマッチウィークではないから、海外組は呼べずにJリーガーが主体となる。しかも、リーグ戦の直後だからトレーニングがほとんどできないまま、試合に臨まなければならない。
そんな状況では、複雑なコンビネーションを期待するのは難しい。だから選手に求められるのは個の力や、与えられたポジションに短い時間で適応していく能力だ。
今回の香港戦を見て、まず感じたのは、日本代表の選手たちの能力が、過去の国内組で編成されたチームと比べて、かなり上がっていることだ。
また、選手一人ひとりが何をすべきかを理解していた。選手たちには、来年の北中米ワールドカップのメンバーに入りたいという強い野心がある。そのなかで自分勝手なプレーに走るのではなく、チームとして戦う規律も随所に見られた。
日本代表は東アジアE-1選手権の第1戦で、香港代表と対戦。6-1で勝利を飾った。
E-1の開催期間は国際Aマッチウィークではないから、海外組は呼べずにJリーガーが主体となる。しかも、リーグ戦の直後だからトレーニングがほとんどできないまま、試合に臨まなければならない。
そんな状況では、複雑なコンビネーションを期待するのは難しい。だから選手に求められるのは個の力や、与えられたポジションに短い時間で適応していく能力だ。
今回の香港戦を見て、まず感じたのは、日本代表の選手たちの能力が、過去の国内組で編成されたチームと比べて、かなり上がっていることだ。
また、選手一人ひとりが何をすべきかを理解していた。選手たちには、来年の北中米ワールドカップのメンバーに入りたいという強い野心がある。そのなかで自分勝手なプレーに走るのではなく、チームとして戦う規律も随所に見られた。
森保監督が選手に強く求める「攻守の切り替えの速さ」と「ボールを奪われた直後に奪い返す力」。この基準を、初めて代表のユニホームに袖を通す選手も含め、みんなが当たり前のように実行していた。近くのポジションの選手とコミュニケーションを取りながら、自分の良さを出しつつ、チームの決まりごとを守る。その姿勢は、見ていて非常に好感が持てた。
そんななかで最高のアピールができたのは、ジャーメインだろうね。4得点を決めて、そのすべてが素晴らしかった。1点目のボレーシュートは、胸トラップからの軸足の位置を含めた足の運び方、そしてフィニッシュでボールをふかさない身体の使い方が完璧だった。
2点目は相馬からのクロスに合わせたヘディング。相手ディフェンダーとゴールキーパーの位置を冷静に見て、逆を取る上手さがあった。3点目も秀逸だった。お膳立てをした垣田のヒールパスが見事だったとはいえ、しっかりと予測していなければ、あのタイミングでシュートは打てない。
最後の4点目は、久保のグラウンダーの鋭いパスに対し、ヘディングの準備もしながら、相手ディフェンダーの視界からスッと消える動きでフリーになる。そして速いボールに対し、難しい体勢から右足のインフロントで正確に合わせる技術。これは、ストライカーとしての高いセンスを感じさせられたよね。
【画像】日本代表の香港戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!前半で4ゴールと爆発した13番が驚異の最高点!代表デビュー組の評価は?
そんななかで最高のアピールができたのは、ジャーメインだろうね。4得点を決めて、そのすべてが素晴らしかった。1点目のボレーシュートは、胸トラップからの軸足の位置を含めた足の運び方、そしてフィニッシュでボールをふかさない身体の使い方が完璧だった。
2点目は相馬からのクロスに合わせたヘディング。相手ディフェンダーとゴールキーパーの位置を冷静に見て、逆を取る上手さがあった。3点目も秀逸だった。お膳立てをした垣田のヒールパスが見事だったとはいえ、しっかりと予測していなければ、あのタイミングでシュートは打てない。
最後の4点目は、久保のグラウンダーの鋭いパスに対し、ヘディングの準備もしながら、相手ディフェンダーの視界からスッと消える動きでフリーになる。そして速いボールに対し、難しい体勢から右足のインフロントで正確に合わせる技術。これは、ストライカーとしての高いセンスを感じさせられたよね。
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