強みはドリブル。横浜FM加入のブラジル人アタッカーが意気込み「攻撃的な選手なので、得点とアシストで貢献したい」

2025年07月08日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

前への推進力、ラストパス、クロスも

7月8日に横浜FMに合流したY・アラウージョ。トレーニング後の会見で意気込みを語った。(C)SOCCER DIGEST

「覚悟を持って、このチームに来ました」

 そう意気込んだのは、7月8日にポルトガル2部リーグのアカデミコ・デ・ヴィゼウから、横浜F・マリノスへの加入が発表されたユーリ・アラウージョだ。

 ブラジル出身の29歳は、ルシターノFCV(ポルトガル)でプロキャリアをスタート。その後はアカデミコ・デ・ヴィゼウ、FCペナフィエル(ポルトガル)、アカデミコ・デ・ヴィゼウを経て、今夏に横浜FMに加わった。

 8日に早速合流し、トレーニングで汗を流したY・アラウージョは「チームの雰囲気が良くて、質も、能力も高い選手がいると思いました。練習の質も強度も高くて、身体を動かした感触も良かった」とコメント。「日本の夏の暑さは慣れていない気候ですが、これもチャレンジ」と続けた。
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 両ウイングに加え、トップ下もこなすアタッカーは、自身の強みを訊かれると「ドリブルです。前への推進力だったり。あとはラストパスやクロスも出せます」とアピールする。

 横浜FMは23節を終えた時点で4勝6分け13敗、勝点18で最下位に低迷する。昨季はポルトガル2部リーグで30試合・8得点を記録しているY・アラウージョは「チームの目標である残留に向けて貢献したい」と述べ、さらにこう語った。

「僕は攻撃的な選手なので、得点とアシストで。そのために、まずチームの戦術を知ることが一番大事だと思う。しっかり理解してやっていきたい」

 エースのアンデルソン・ロペスが、移籍を前提にチームを離れた。また、チームトップの5ゴールの遠野大弥がアキレス腱断裂で長期離脱。さらに、遠野に続く4ゴールのヤン・マテウスの去就も不透明だ。そうしたなか、これからの巻き返しへ、Y・アラウージョにはトリコロールの新たな得点源として、大きな期待がかかる。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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