日本代表は７月７日、E-１選手権の初戦で香港と対戦する。

　その前日練習の後、３大会連続で同大会に出場することになるFC町田ゼルビアのMF相馬勇紀が取材に応じた。

　北中米ワールドカップ二次予選の最終戦となったシリア戦では好プレーを見せた相馬は、しかし最終予選では一度も招集されず。今季もクラブでは好調を維持していたなか、E-１選手権まで声が掛からなかった。

　28歳のMFは「今まで選ばれなかったのは、まあ妥当かなという感覚がある。（海外組は）普段やっている強度や足が出てくる感じとかも違うし。もっともっと圧倒的な結果が足りなかった。まあ、でも今回呼ばれて本当によかった」と胸中を語った。

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　前回、22年のE-１選手権では、大会MVPと得点王に輝き、その活躍がカタール・ワールドカップのメンバー入りを引き寄せた。

　いわば３年前の再現を狙うアタッカーは、「攻撃の選手として数字にこだわりたい。守備も久しぶりに代表に来て、すごく強度が上がるし、そういったところを高めていきたい」と意気込みを語った。

　今大会のメンバーでワールドカップ出場した選手は、長友佑都、植田直通、そして相馬の３人のみ。代表歴の少ない選手が多いなかで、その経験を伝えつつ、攻撃で違いを見せられるか。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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