「ゴルフのグリーンだ。ここでパットできる」ドルトムント指揮官がCWC&北中米W杯決勝の地を猛批判!12時開始もざら…「少し遅らせるべき」とも

2025年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

レアル・マドリーに2-3で惜敗。8強で去る

ドルトムント対マドリーの会場にもなったメットライフ・スタジアム。ピッチコンディションに注目が集まっている。(C)Getty Images

 現地7月5日に開催されたクラブ・ワールドカップの準々決勝で、ドルトムントがレアル・マドリーとニューヨークのメットライフ・スタジアムで対戦。2-3で接戦を落とし、ベスト4進出を逃した。

 英紙『Daily Mail』によれば、ドルトムントを率いるニコ・コバチ監督が試合後、ピッチコンディションに対して不満を露わに。アメリカの夏の暑さを含め、ハイレベルなフットボールには不適切だと言い放った。

「どちらかというとゴルフのグリーンだ。ここでパットできる。(芝生が)非常に短い。ブンデスリーガや他のスタジアムで慣れている芝生ではない。ご覧の通り、水やりが十分ではなかったと思う。そのための設備がないからだろうね。ハイスピードなフットボールには良いコンディションが必要で、適切なピッチも必要だ。乾燥しすぎると本当にやばい。粘着性があり、説明できないほどだ」
【動画】サッカー場ではなくゴルフのグリーン?猛批判を食らったCWC&北中米W杯決勝のピッチ
 この日のキックオフは現地16時。モンテレイとのラウンド16は15時で、グループステージは3戦中2戦が12時だったなか、今年2月からドイツの名門を率いる元クロアチア代表MFは、こうも訴えた。

「キックオフ時間を少し遅らせるべきだと思う。そうすれば、試合の強度も格段に高くなる。サポーターや観戦者は、激しい、アグレッシブな、攻防が激しいフットボールを見たいものだ。あまりにも暑すぎると、このようなフットボールをするのは困難だ」

 メットライフ・スタジアムは今大会の準決勝2試合と決勝、さらに来夏の北中米ワールドカップでも決勝などで使用される。コバチ監督の言葉を聞く限り、懸念が高まる一方だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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