「徹底できていない。指揮官の問題」6戦未勝利に大宮の長澤監督は反省の弁。試合後のブーイングについては「私に向けてだと受け止めています」

2025年07月06日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「選手は本当に必死にやっていますし、称えられるべき」

いわき戦後に反省のコメントをした長澤監督。写真:福冨倖希

 RB大宮アルディージャは7月5日、J2第22節でいわきFCとのホームゲームに臨んだ。

 18分に津久井匠海のゴールで先制したが、49分にCKの流れから堂鼻起暉のヘディング弾で追いつかれる。さらに83分には、ハーフウェーライン付近から持ち上がった石渡ネルソンの豪快なミドルシュートで被弾。1-2の逆転負けで10戦ぶりの黒星を喫し、6戦未勝利となった。

 大宮の長澤徹監督は試合後、まず追加点を奪えなかった点を悔やんだ。

「点を決めないと負けるゲームでした。決め切れないと、そうなってしまいます。ゴール前で仕留められなかった。その辺りは細かいところを、もう少し徹底できれば。徹底し切れていない部分は、私の問題です」

 また、守備に関して、逆転を許したシーンを問題視した。
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「ベンチの手前(の位置)から抜けられて、ドリブルからのシュートでした。本質で上回られたのが一つと、その本質を徹底できていない自分が、まだいます。そこは指揮官の問題。あの辺りをやり切れないといけない。空くような場面は、たくさんありました」

 勝利が遠いためか、試合終了直後にはスタンドでブーイングも起こった。57才の指揮官は、選手ではなく自身の責任だと強調した。

「選手は本当に必死にやっていますし、称えられるべきだと思っていて、私に向けてのブーイングだと受け止めています。しっかりと指揮官として受けとめ、反省して次につなげていきたい」

 現在3位の大宮は次戦、7月12日に敵地で相まみえるヴァンフォーレ甲府戦で、7試合ぶりの勝利を掴めるか。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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