川崎フロンターレは７月５日、J１第23節で鹿島アントラーズとホームで対戦。２－１で逆転勝利を収めた。

　この試合後、FW山田新がロッカールームを出て真っ先に向かったのは、鹿島の鬼木達監督のもとだった。

　昨シーズンまで川崎を指揮していた恩師と長い時間、ミックスゾーンにて笑顔で談笑。何を語り合っていたのか。山田は「自分自身のサッカーのこともそうですし、E-１もあるので、それについてです。今後について喋りました。メンタルのところも心配してくれた。応援してくれていました」と明かした。
【画像】韓国で開催されるE-１選手権！国内組26人で挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介！

　25歳のストライカーは昨シーズン、リーグ戦で19ゴールを記録。しかし、今季はここまで21試合に出場して２点のみと、思うように得点を挙げられず苦しんでいる。

　鬼木監督もそれを心配してか、「すぐ話そうと」と声をかけてくれたという。

「今シーズン、自分がなかなか納得いく結果を出せていない部分（について話した）。オニさん（鬼木監督）は、すごく自分のことを理解してくれていて、すごく選手が見えている監督だと思う。そこに自分の、意外と繊細なところを突いてきました（笑）」

　自身にとっての大きな存在と言葉を交わし、多少、気持ちも軽くなったのか。山田はどこか晴れやかな表情で「本当に期待してくれているし、力になりますし、お世話になった人なので、オニさんのためにも頑張ろうと思います」と前を向いた。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【記事】「あり得ないようなことをするかもしれない」アーセナル退団の冨安健洋が"禁断の移籍"も？ 宿敵が獲得する可能性を現地報道「賢明な補強」

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"