イングランドの次期監督候補にアラダイスの名が急浮上! クラブがFAとの接触を公表

2016年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕を控えるサンダーランドは早期決着を望む…。

イングランドの次期監督候補に急浮上したアラダイス。ロングボール主体のサッカーには「古典的すぎる」という意見もあるが…。 (C) Getty Images

 EURO2016でアイスランドに敗れラウンド・オブ16で姿を消したイングランド代表。大きく期待を裏切った責任を問われ、指揮官のロイ・ホジソンは大会終了後に解任された。イングランドでは空席となった監督の座に誰が就くのかで話題となっている。
 
 ユルゲン・クリスンマン(元ドイツ代表監督)やスティーブ・ブルース(ハル・シティ監督)などの名前が取り沙汰されるなかで、イングランドでは次期監督にサム・アラダイスが就任するという見方が強まっている。
 
 というのも、7月13日にアラダイスが籍を置く、サンダーランドが公式サイトでイングランド・サッカー協会(FA)からアラダイスに対して接触があったことを公表したからである。
 
 同クラブは「FAはアラダイスと交渉するために我々の許可を求めてきました。アラダイスの要望で、我々はそれを認めましたが、彼は我々のプランにおいて鍵となる人物です。彼が監督として残ることを望んでいます」と伝えている。
 
 アラダイスは昨シーズン途中にサンダーランドに就任。堅実なサッカーと簡単に屈しないメンタリティを植え付けて残留へ導いただけに、クラブとしても易々と手放したくはないはずだ。
 
 サンダーランドが「開幕前の重用な時期に代表監督就任が噂となり、サンダーランドは被害を受けています。我々はFAにその被害への理解を求め、早急に問題を解決するように要求します」と訴えているだけに、FAも近いうちに決着をつけるはずと見られている。
 
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