韓国で開催される東アジア選手権（E-１選手権）に臨む日本代表のメンバー26人が、７月３日に発表された。

　12人が初招集というフレッシュなメンバーになったなか、サプライズ選出のひとりと言えるのが、川崎フロンターレのMF大関友翔だ。

　所属クラブではまだ主力とはいえない21歳を、なぜ選んだのか。森保監督は「いま川崎では、レギュラーと言えるような起用のされ方ではないかもしれません」と前置きしたうえで、こう理由を説明する。

「試合に出た時の存在感、ボールを受けて、そこから前線のチャンスメークに絡むところ、出し手にもなり、自分もフィニッシュに絡んでいくところは、日本代表のレベルでも、戦力として十分にできる。さらに、ロス五輪世代で若いですし、期待値も高い」
【画像】韓国で開催されるE-１選手権！国内組26人で挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介！

　指揮官は「レギュラーとして出てない選手を日本代表に選ぶのはどうかというご意見もあるかとは思いますが、レギュラーと同等の力を持っていると思いますし、アジア・チャンピオンズエリートでの川崎の素晴らしい戦いの中で、彼もレギュラーの一人として、高いパフォーマンスを発揮していた。招集させてもらうことがいまの日本代表、そして未来の日本にとってプラスになるということで招集させてもらいました」と強調した。

　2024年のアジアカップでは、日本代表のトレーニングパートナーだった大関。１年後、その中で最も早くA代表の座を勝ち取った。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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