７月３日、日本サッカー協会は、７日に韓国で開幕する東アジア選手権（E-１選手権）に臨む日本代表のメンバー26人を発表した。

　ワールドカップのアジア最終予選でも継続して選出されながら、ベンチ外が続いていた38歳のDF長友佑都も、メンバーに名を連ねた。

　FC東京で絶対的なレギュラーではないにもかかわらず、なぜ招集されたのか。森保一監督はこう理由を説明する。

「彼も（クラブで）レギュラーの一角だとは思いますが、常にフルに出ているかと言えば、そうではないかもしれません。ただ、２節前のマリノスとの試合を見て、守備の部分であれほど間合いがタイトな選手は、まだまだJリーグの中でもそう多くはない。世界で戦える、相手に対するプレッシャーの厳しさを見せていた」

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　さらに、ピッチ外での役割も強調した。

「彼が見せてくれる練習中の、そしてオフ・ザ・ピッチでの姿勢と態度は、全ての選手にとって成長に繋がる。日本代表として、大和魂、日本人の誇りを示してくれ、皆の成長に繋げてくれる」

　指揮官はこのベテラン戦士を、今大会のキャプテンに指名。日本代表としての振る舞いや経験を、伝授してくれることを期待した。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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