低迷ユナイテッドがパリSGの主力を引き抜きへ! アル・ナスルとの争奪戦と現地報道

2025年07月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

現行契約は27年6月まで

パリSGの3冠達成に大きく貢献したファビアン。(C)Getty Images

 大きく低迷しているマンチェスター・ユナイテッドが、再建に向けて動き始めている。

 すでに6250万ポンド(約125億円)の契約解除金を支払い、ウォルバーハンプトンからブラジル代表FWマテウス・クーニャの獲得に成功。さらにブレントフォードのブライアン・ムベウモやスポルティングのヴィクトル・ギェケレシュにも触手を伸ばすなど、前線のテコ入れに動く一方で、中盤の補強も検討しているようだ。

『ミラー』や『ESPN』など複数メディアは、ユナイテッドがパリ・サンジェルマンに所属するスペイン代表MF、ファビアン・ルイスの獲得に興味を示していると報じた。

 ファビアンはインサイドハーフを主戦場とするレフティーで、24-25シーズンはパリSGで公式戦54試合に出場し5得点(開催中のクラブワールドカップを除く)。ヴィティーニャ、ジョアン・ネベス(いずれもポルトガル代表)とともに強力な中盤トライアングルを形成し、チャンピオンズリーグ初制覇を含む3冠達成に大きく貢献した。


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 文字通り欧州王者の主力であり、名門ユナイテッドであっても、引き抜きは極めて困難だろう。それでも、ファビアンとパリSGとの現行契約は27年6月までで、いまのところ契約延長交渉は進んでいないという。

 29歳というファビアンの年齢を考えると、パリSGが高額な移籍金が見込めるタイミングでの売却を考えても不思議はなく、ユナイテッドが新たな中盤の核として、動向を探っているようだ。さらに記事では、サウジアラビアのアル・ナスルも、このファビアン獲得に興味を示しているという。

 ファビアンはパリSGだけでなく、スペイン代表でもEUROやネーションズリーグのタイトルを手にしていて、いわば勝者のメンタリティーを備えている。ユナイテッドの中盤に加われば、ポジティブな化学反応を起こすのは間違いない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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