5勝4分け13敗。勝点19で降格圏の18位
練習場に掲げられた“If you love Fulie Stand up”の横断幕。(C)SOCCER DIGEST
堅守が持ち味の横浜FCからすれば、ある意味で"勝ちパターン"だったはずだ。だが、勝点を1つも手にできなかった。土壇場で試合をひっくり返された。
6月28日に行なわれたJ1第22節のFC東京戦。開始4分に櫻川ソロモンのヘディングシュートで幸先良く先制に成功する。1点リードを保つなか、後半は押し込まれる時間も増えたが、GK市川暉記のPKストップなどでピンチを切り抜ける。
タイムアップまであと少し。しかし、85分に長倉幹樹に頭で押し込まれて同点に追いつかれると、90+13分に森重真人のPKで被弾。1-2で敗れた。
痛恨の逆転負けから3日後。練習後に取材対応した四方田修平監督に、改めてFC東京戦について訊いてみる。指揮官はいくつかの反省点を口にする。
「後半の途中に、相手が交代選手を含めて、自分たちのブロックの中で受けられる選手が増えて、より攻撃的になったところで押し込まれてしまった。そこで、守備にしても攻撃にしても、もうちょっと相手コートでやれる時間を作りたかったというのはあります。そこが1つ、自分たちとして改善できる点。
ただ、ああいう展開で、なんとか最後のところ、持ちこたえながら、残り5分のところまでいった。あそこは(ラインが)低いとか、どうこうではなく、絶対に守り切って、勝たなきゃいけないゲームだったなっていうところが、2つ目の反省点。残り5分で、自分の伝え方として、守り切るんだと徹底するところは、もっとできたんじゃないかなと反省しています」
6月28日に行なわれたJ1第22節のFC東京戦。開始4分に櫻川ソロモンのヘディングシュートで幸先良く先制に成功する。1点リードを保つなか、後半は押し込まれる時間も増えたが、GK市川暉記のPKストップなどでピンチを切り抜ける。
タイムアップまであと少し。しかし、85分に長倉幹樹に頭で押し込まれて同点に追いつかれると、90+13分に森重真人のPKで被弾。1-2で敗れた。
痛恨の逆転負けから3日後。練習後に取材対応した四方田修平監督に、改めてFC東京戦について訊いてみる。指揮官はいくつかの反省点を口にする。
「後半の途中に、相手が交代選手を含めて、自分たちのブロックの中で受けられる選手が増えて、より攻撃的になったところで押し込まれてしまった。そこで、守備にしても攻撃にしても、もうちょっと相手コートでやれる時間を作りたかったというのはあります。そこが1つ、自分たちとして改善できる点。
ただ、ああいう展開で、なんとか最後のところ、持ちこたえながら、残り5分のところまでいった。あそこは(ラインが)低いとか、どうこうではなく、絶対に守り切って、勝たなきゃいけないゲームだったなっていうところが、2つ目の反省点。残り5分で、自分の伝え方として、守り切るんだと徹底するところは、もっとできたんじゃないかなと反省しています」
ここまでJ1で22試合を消化し、戦績は5勝4分け13敗。勝点19で降格圏の18位。目下4連敗を含む5戦未勝利とトンネルから抜け出せずにいる。
次節は7月5日に、最下位の横浜F・マリノスと対戦。ホームのニッパツ三ツ沢球技場で迎える今季二度目のダービーだ。
「この横浜ダービーの重みを、みんなが認識して臨まなきゃいけないし、横浜FCに関わる人の想いを背負って、ピッチに出る選手はそれを表現しなければいけない。そこをこの4日間のトレーニングで、しっかりと準備していかなければいけない」(四方田監督)
1日の練習はファン・サポーターにも公開され、トレーニング場には「If you love Fulie Stand up」と記された大きな横断幕が掲出された。
四方田監督も"決戦"を前に意気込む。「戦う姿勢を前面に押し出して、相手を上回っていくところは、ベースの部分で大事になってくるのかなと思います。戦術うんぬんというよりは、まずはそこがポイントに。お互いの状況もそうですし、横浜ダービーという意味では、彼らよりも自分たちのほうがより意識していると思っています」。
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次節は7月5日に、最下位の横浜F・マリノスと対戦。ホームのニッパツ三ツ沢球技場で迎える今季二度目のダービーだ。
「この横浜ダービーの重みを、みんなが認識して臨まなきゃいけないし、横浜FCに関わる人の想いを背負って、ピッチに出る選手はそれを表現しなければいけない。そこをこの4日間のトレーニングで、しっかりと準備していかなければいけない」(四方田監督)
1日の練習はファン・サポーターにも公開され、トレーニング場には「If you love Fulie Stand up」と記された大きな横断幕が掲出された。
四方田監督も"決戦"を前に意気込む。「戦う姿勢を前面に押し出して、相手を上回っていくところは、ベースの部分で大事になってくるのかなと思います。戦術うんぬんというよりは、まずはそこがポイントに。お互いの状況もそうですし、横浜ダービーという意味では、彼らよりも自分たちのほうがより意識していると思っています」。
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!