【怪我】ロッベン、清武は痛恨の離脱…デンバ・バは選手生命の危機に

2016年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

中国スーパーリーグの得点ランキング首位を走っていた矢先に。

怪我の回復までには最低でも7、8か月はかかると見られているデンバ・バ。再びピッチに立てる日が来ることを願いたい。 (C) Getty Images

 6月16日に行なわれたリップシュタットとのプレシーズンマッチで、バイエルンのアリエン・ロッベンが、前半途中で右足そけい部を痛めてピッチを退き、後に全治6週間の怪我であることが判明した。
 
 昨シーズンはわずかリーグ15試合の出場に止まったロッベンは、約4か月ぶりの実戦復帰だったが、本人にとっても、チームにとっても痛いアクシデントとなった。
 
 バイエルンは8月14日にドルトムントとスーパーカップを戦い、26日にブレーメンとのブンデスリーガ第1節を迎えることになるが、果たして開幕戦にロッベンの姿はあるだろうか。
 
 しかし中国からは、これ以上にショッキングなニュースが届いている。
 
 上海申花のFWで、かつてウェストハム、ニューカッスル、チェルシーなどでプレーしたセネガル代表のデンバ・バが、左足に重大な怪我を負い、選手生命の危機に晒されたのである。
 
 17日の中国スーパーリーグで上海申花は、同じ街の上海上港と対戦。ともに1人ずつ退場するという荒れた試合のなかで、相手選手と交錯したデンバ・バの左足があらぬ方向に折れ曲がってしまった。
 
 英国『BBC』は「プロフェッショナルとしてのキャリアが終わるかもしれない」というグレゴリオ・マンサーノ監督のコメントとともに、怪我の深刻さを紹介している。
 
 デンバ・バは昨夏にトルコのベジクタシュから1200万ユーロの移籍金で上海申花に加入し、今シーズンは18ゴールを挙げて得点ランキングの首位を走っていた。
 
 他にも、強豪セビージャに加入した清武弘嗣は11日の練習で右太ももの肉離れを起こし、全治4週間と診断されている。
 
 パブロ・サラビア、ホアキン・コレアといった優れたMFに加え、2日前にはサンパウロから元ブラジル代表の司令塔、ガンソの加入も決定。さらにFWフランス・バスケスの獲得も発表されるなど、ライバルが増えるなかでの、痛い離脱となってしまった。
 
 13日からのアメリカ・オーランドキャンプの参加メンバーから外れ、現在は回復に努めている清武。新シーズンのセビージャの初公式戦は来月9日の欧州スーパーカップ(対レアル・マドリー)だが、これも出場は絶望的と見られている。
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