今夏のカルチョメルカートで積極的な動きを見せているのがインテルだ。

　クラブW杯開催によって設けられた特例の移籍期間（６月１日～10日）ですでに、クロアチア代表MFのペタル・スチッチとブラジル人MFのルイス・エンリケを獲得済み。さらに鈴木彩艶が所属しているパルマからは、フランス人FWのアンジュ＝ヨアン・ボニーの加入が目前に迫っている。

　そんなインテルが次に狙っているのが、同じくパルマのイタリアU－19代表DFジョバンニ・レオーニだ。

　18歳のレオーニは、2024年夏にセリエBのサンプドリアからパルマに移籍。シーズン途中にクリスティアン・キブ監督が就任すると、徐々に出場機会を増やし、終盤戦ではセンターバックの主力として定着した。最終的にはリーグ戦17試合に出場し、１得点の成績を残している。
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　今夏の人気銘柄となっているレオーニは、インテル以外にもミラン、ユベントスも関心を示していて、争奪戦の様相を呈している。

　イタリア紙『Gazetta dello sport』によるとそんなライバルたちに先行するように、インテルは3000万ユーロ（約49億5000万円）のオファーを用意しているという。同紙は、インテルが今夏にレオーニとの契約を締結し、2025-26シーズンまでパルマにレンタル移籍させる意向があると付け加えている。

　フランチェスコ・アチェルビが37歳、ステファン・デ・フライは33歳とCBに高齢化が進むインテルにとって戦力の若返りは大きなテーマの一つ。実現すれば大きな補強となるだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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