期待されての移籍ならば、希望につながる。

　レンヌの古橋亨梧はこの夏、退団が有力視されている。通算85ゴールを挙げたセルティックから移籍して以降、満足に出場機会を得られていないのは周知のとおりだ。地元メディアは、放出リスト入りと報じてきた。

　その古橋の新天地候補として騒がれているのが、セルティック時代の同僚である岩田智輝が所属するバーミンガム。新シーズンはチャンピオンシップ（イングランド２部）に昇格する。

　日本で報じられたバーミンガム移籍の行方は、まだ決着に至っていない。だが、『Football League World』は６月27日、「レンタルか完全移籍かはまだ不明だが、交渉は進んでいる」と報じた。

　同メディアは、バーミンガムが町野修斗もリストアップしていたとしつつ、「移籍金がかかるため、セルティックで優勝を目指す重圧を経験しているフルハシが有力となった」と続けている。

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「バーミンガムは来季、昇格争いに加わるつもりだ。フルハシの獲得はその可能性を高めるばかりだ。フルハシに対する関心自体、その意欲を示している。日本代表で23キャップの彼は、２部で本当のスターになるポテンシャルを持つ」

「セルティックで数年にわたって結果を出してきただけに、フルハシがどれだけのインパクトを及ぼせるかに疑いはない。こういった補強は、３部から１部への連続昇格という、イプスウィッチが成し遂げたことを本気で再現させるチャンスとなる」

　田中碧は2024-25シーズン、ドイツからチャンピオンシップのリーズに移籍し、優勝とプレミアリーグ昇格に貢献。リーグを代表するヒット補強のひとりとして評価を高めた。

　古橋が再びイングランドで岩田とチームメイトになり、２部を舞台に大暴れすることはあるのか。進展が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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