「スペインが最初から最後まで圧倒的に優勢」屈辱完敗なでしこJをブラジル人記者がレポート「タナカ、ハマノ、モミキは良かった」

2025年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ニールセンは今後取り組むべき点が数多くある」

見事なターンを披露し、鮮やかに先制点を奪った田中。(C)Getty Images

 現地6月27日に開催された国際親善試合で、ニルス・ニールセン新監督が率いるなでしこジャパンが、EUROを控えるスペイン女子代表と敵地で対戦。1-3で敗れた。

 30分にショートカウンターから田中美南が先制点を奪うも、44分に同点弾を許すと、66分と88分にも失点。昨夏のパリ五輪のグループステージ(1-2)に続き、再び逆転負けを喫した。

 内容的にも終始押し込まれ、20本のシュートを浴びたのに対し、自分たちはわずか2本しか放てなかった。

 厳しい現実を突き付けられたなか、日本サッカーを熟知するブラジル人記者、チアゴ・ボンテンポ氏がXで感想を発信。「スペインは最初から最後まで圧倒的に優勢だった」と伝えた。
【動画】上手い!エース田中が超絶ターンから先制点
 ボンテンポ記者はそのうえで、最終的に初優勝を果たしたスペインにグループステージで、4-0で大勝した2023年のワールドカップに触れ、さらにこう考えを示した。

「彼女らは前回のワールドカップでの戦略を再現しようとした。ただ、同じ展開が再び起こる可能性は低い。タナカ(田中)、ハマノ(浜野まいか)、モミキ(籾木結花)は良かったが、ニールセンは今後取り組むべき点が数多くある」

 先のワールドカップでは、今回と同様にボール支配率は3割に留まりながら、前に出られるタイミングで前に出て、チャンスで確実に仕留めた。それから2年、日本は圧倒的な力の差を見せつけられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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