「日本は3軍を送り込む」E-1選手権の日本代表メンバーに中国メディアが見解「軽視している」「中国代表が27年ぶりに勝てるかもしれない」

2025年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本代表は香港、中国、韓国と対戦

日本代表は国内組でのメンバー編成が予想されている。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 7月7日に開幕する東アジア選手権(E-1選手権)で、男子の日本代表は、香港、中国、韓国と対戦する。

 2戦目で対戦する中国のメディア『捜狐』は、6月27日に掲載した記事で、まだ発表されていない日本のメンバーに言及。「日本は3軍を派遣する可能性もあり、中国が27年間勝てていない記録に終止符が打てるかもしれない」と伝えた。

 同メディアは、「日本と韓国は、この大会をやや軽視しているかもしれない。彼らの強さはアジアでも類を見ないものであり、目標も高いからだ」と綴り、こう続けている。

「東アジアカップに向けて集中的な準備を進める中国チームとは異なり、日本代表の森保一監督はこの大会をあまり重視していないようだ。彼にとっては、試合のレベルは比較的低く、トレーニングとしての価値は低いとさえ言える。森保監督は、ヨーロッパでプレーする選手の起用を断念し、主にJリーグの若手選手で構成された3軍を編成する可能性が高い。このチームは、中国代表に挑戦と飛躍の機会を与えるかもしれない」

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 記事は「森保監督の中国代表を軽視するのは根拠がないわけではない。過去27年間、日本代表は公式戦で中国代表に一度も負けていない。これは中国代表が直面している心理的な障壁とも言える」と綴り、こう見解を示している。

「特に最近のワールドカップ予選では、中国と日本はグループCに所属していた。その初戦で、中国はアウェーで0-7の敗北を喫し、胸が張り裂ける思いだった。第2ラウンドでは、ホームでベストを尽くしたにもかかわらず、1-3で敗れた。この2試合の結果、特に初戦の惨敗はファンを失望させた。試合を観戦した人も、日本が全力を出し切ってはいなかったと感じているだろう。そうでなければ、スコアはもっと差が開いていたかもしれない」

「こうした状況で、もし日本代表が本当に世間の期待通り3軍を東アジアカップに送り込むのであれば、中国代表にはリベンジのチャンスが生まれるだろう。相手の力が落ちるため、もし日本に勝利できれば、中国代表は27年間勝利なしの呪縛を破るチャンスが生まれるだろう」
 

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