選手権で活躍した19歳MFがJ2首位クラブからドイツ古豪へ移籍! 海外挑戦を決断した理由は?「日本代表という目標のために…」

2025年06月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「J1昇格を果たしてくれると信じています」

ドイツで挑戦を始める碇。写真:永島裕基

 J2首位の水戸ホーリーホックは6月26日、MF碇明日麻がドイツ・ブンデスリーガ2部のハノーファー96のU-23チーム(4部リーグ相当)へ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2025年7月1日から26年6月30日まで。

 水戸とハノーファーの業務提携の一環で、碇はすでに6月中旬に渡独し、現地でのメディカルチェックを経て、チームに合流をしている。

 大津高時代には全国の舞台で活躍し、2年時の選手権ではベスト4進出に貢献した碇は24年に水戸に加入。2年目の今季はJ2で5試合に出場していた。

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 19歳の逸材は、クラブの公式サイトを通じて、次のようにコメントを発表した。

「この度、ドイツ・ブンデスリーガ2部に所属するハノーファー96のU23チームへ、期限付き移籍することになりました。水戸に加入した当初から、海外挑戦は常に意識して過ごしてきました。昨年のオフシーズンにハノーファー96のU-23チームに約2週間練習参加をさせていただき、自分の現状と課題を改めて認識することができました。今シーズンに入ってからも、練習参加で得た気づきを意識してプレーし、いつでも海外に挑戦できるよう準備を続けてきました。そんな中でハノーファー96へのお話をいただき、大変光栄に思っています」

「自分の成長、そして将来の日本代表という目標のためにも、厳しい環境で挑戦したいと考え、今回の移籍を決断しました。また、今回の貴重な挑戦の機会をいただけたのは、JX金属株式会社様を通じた水戸ホーリーホックとハノーファー96の育成業務提携があったからこそだと感じています。このような素晴らしいご縁をつないでいただき、心より感謝申し上げます。水戸では約1年半、多くの貴重な経験をさせていただきました。残留争いという厳しい状況、そして連勝してチームに勢いがあった時期も経験し、それらすべてが自分を成長させてくれました。今回の移籍を快く送り出してくださったクラブ関係者の皆様、そしてスタジアムやアツマーレでいつも熱い応援を送ってくださったファン・サポーターの皆様に、心から感謝しています」

「チームは今、好調を維持しており、今年こそJ1昇格を果たしてくれると信じています。ドイツから水戸ホーリーホックの躍進を応援しています。まずは1年間の期限付き移籍ですが、自分自身の成長のため、1日1日を全力で過ごしていきます。サッカーはもちろん、語学も含めてしっかり学び、今よりもっと立派な人間になれるよう努力していきます。 今後とも、変わらぬ応援をいただけると幸いです。いつか成長した姿をピッチでお見せできるよう、頑張ってきます」

 若武者がドイツの古豪で飛躍を期す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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