この夏の去就が注目されるレンヌの古橋亨梧は、先日からバーミンガムへの移籍が取りざたされている。チャンピオンシップ（イングランド２部）への昇格を果たした、セルティック時代のチームメイトである岩田智輝が所属するクラブだ。

　１月にセルティックを飛び出し、フランスに向かった古橋だが、出場機会を得ることができず。無得点でシーズンを終え、新シーズンに向けた構想から外れたと言われる。ピッチに立つことができない状況だけに、本人も移籍を検討していて不思議ではない。

　2024-25シーズンを３部で過ごし、来季も２部というバーミンガムだが、指揮をとるクリス・デイビス監督はセルティック時代に古橋が一緒に仕事した人物だ。岩田の存在もあり、環境になじみやすい点はアドバンテージと言えるだろう。

　果たして古橋はバーミンガムに向かうのか。ここで注目されたのが、逆にバーミンガムからレンヌに移籍したジョーダン・ジェームズだ。昨年夏にイングランドを飛び出し、フランスに向かっている。

　ただ、ジェームズは６月23日、自身のSNSで「はっきりさせておくけど、キョウゴの噂については何も知らない。でも、すごいレジェンドだよね」と投稿。スコットランドで活躍した古橋に賛辞を寄せつつ、移籍に関する情報はないと強調した。

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　この投稿を紹介したスコットランドの地元紙『Daily Record Sport』は、ファンからのリアクションも伝えている。

「知ろうと思えば分かるはず」
「でも、（バーミンガムに）来るんでしょ」
「ブラフだな。本当に言いたいことは分かっているよ」

　古橋がバーミンガムに移籍するとみているサポーターは少なくないようだ。ワールドカップを目指す古橋にとって、この夏の選択は重要なものとなる。決断に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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