日本代表主力のステップアップ移籍が難航と現地報道。約17億円のオファーが届かず→来夏に0円で放出か 「交渉のための駆け引き」との見方も

2025年06月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「現行契約が2026年で満了」

去就が注目されている守田。(C)Getty Images

 契約が残り1年となる夏は、移籍のタイミングとなることが多い。クラブにとって、移籍金を手にする最後のタイミングとなるからだ。

 それでも、スポルティングは日本代表の守田英正をチームに残す考えという。来年夏に0円移籍されても仕方がない、そんな覚悟があると報じられている。ポルトガル『A Bola』の報道を『Sport Witness』が伝えた。

 現行契約が2026年で満了となる守田は、スポルティングと契約を延長しない意向と言われる。そのため、この夏の去就が注目されてきた。田中碧が所属し、1部昇格を果たしたリーズや、ウォルヴァーハンプトンなど、プレミアリーグのクラブからの関心もうわさになっている。

 だが、スポルティングは守田の移籍に1000万ユーロ(約17億円)を求めているとのこと。そしてこれまで、その条件を満たすオファーは届いていないそうだ。クラブは価格を下げることはせず、1年後にフリーで失うリスクを負ってでも守田を残留させるという。

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 もちろん、報道が事実なら、それだけ守田がクラブとチームに評価されているという証だ。ルイ・ボルヘス監督は選手を高く評価していると言われる。

 ただ、Sport Witnessは、「モリタの移籍問題に対するリーズの疑念が増加」と題した記事で、守田がシーズン後半戦でケガに苦しんだのを受け、リーズが考えを改めたとの報道があることを指摘した。

「交渉で立場を有利にするためのスポルティングによる駆け引きかもしれない。彼らが移籍金を捨てる可能性は低いからだ」

 5月で30歳になった守田にとって、次の契約は非常に重要だ。加えて、来季はワールドカップにつながる大事なシーズン。この夏、日本代表の主力MFがどのような決断を下すか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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