バルセロナ、レアル・マドリーとともに、スペイン３強の一角に挙げられるアトレティコ・マドリーは、レアル・ソシエダの久保建英への関心が取り沙汰されてきた。

　だが、世界的名将であるディエゴ・シメオネは別の日本代表アタッカーも狙っているようだ。

『PASION FUTBOL』は６月23日、「アトレティコ・マドリー、ストライカー獲得に意欲。シメオネ監督、プレミアリーグのスター選手に注目」と題した記事を掲載。こう報じている。

「シメオネ監督は、ラ・リーガやヨーロッパの最高峰で戦うためには、攻撃陣に更なるクオリティが必要だと考えている。そのため、スピード、才能、そしてゴールという、アルゼンチン人指揮官がチームに加えたいと考えている重要な要素をもたらす新たなストライカーの獲得をクラブに要請した」

「アトレティコ・マドリーが獲得を最も強く望んでいるのは、ブライトンに所属するプレミアリーグのスター選手、カオル・ミトマ（三笘薫）だ。この日本人ウインガーはイングランドサッカー界で最も優れたワイドプレーヤーの一人として知られており、シメオネにとってまさに理想的な選手だ」

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　同メディア「彼はアトレティコがまさに必要としているもの、つまりスピード、マンツーマンでの対応力、そして攻撃陣に欠けていた要素を備えている」とし、移籍の障壁は移籍金だとしている。

「ミトマをマドリードに移籍させる上で最大の障害となっているのは、その高額な移籍金だ。ブライトンは前回の移籍市場でサウジ・プロリーグからの9000万ポンドのオファーを断ったと報じられている。つまり、アトレティコは彼を獲得するために相当な資金を投入する必要があるということだ」

　記事は「来たる夏の移籍市場は、シメオネが補強を果たせるかどうか、そしてアトレティコがリーグで最もエキサイティングなウインガーの一人を獲得するために多額の投資をする意思があるかどうかを決定する上で重要な時期となるだろう」と締め括っている。

　報道の通りであれば、獲得に本腰を入れてるようだが、28歳のステップアップ移籍は果たして実現するか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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