「醜態を晒した」「ハラキリ」浦和MFに翻弄されたインテルのブラジル代表DFを伊メディアが酷評!「ヴィニシウスでもない選手に…」【クラブW杯】

2025年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

78分からの2ゴールで逆転勝利

金子に手を焼いたカルロス・アウグスト。(C)Getty Images

 惜しくもポイントを手にするには至らなかった。だが、残り約15分まで勝利に迫っていたことも事実だ。浦和レッズは、イタリアの名門インテルを相手に、金星を挙げる寸前だった。

 6月21日に行われたクラブ・ワールドカップのグループステージ第2節で、浦和はチャンピオンズリーグ準優勝のインテルを相手に先手をとる。前半11分、渡邊凌磨のゴールで均衡を破ったのだ。その後は強豪に攻めたてられたが、懸命の守備でゴールを許さない。

 しかし、78分にセットプレーからラウタロ・マルティネスに同点弾を決められると、アディショナルタイムには途中出場のバレンティン・カルボーニに決勝点を献上。リーベル・プレートとの初戦に続く連敗に終わり、グループステージ敗退が決まった。

 それでも、右サイドで金子拓郎がカルロス・アウグストを抜き去り、折り返しに合わせて決めた渡邊の先制点は、インテルやイタリアサッカー界に大きなインパクトを残しただろう。それは、カルロス・アウグストの評価にもうかがえる。

【動画】インテルDFを翻弄した浦和MFのドリブル突破→鮮烈先制弾
『Gazzetta dello Sport』紙は、採点記事でブラジル代表DFを「カネコに股抜きされた。隣で飛び跳ねていたレッズの選手たちは、ハラキリだと言っていただろう。しかるべき攻撃参加ができず、調子を取り戻したのは終盤の猛攻になってからだ」とこき下ろした。

 また、『TUTTOmercatoWEB』も、「序盤にカネコ、つまりヴィニシウスのようではない選手に醜態を晒させられた。そしてその後もうまく立ち直ったわけではない」と、カルロス・アウグストを酷評している。

 試合に敗れ、大会から姿を消すことになった事実は変わらない。だが、見せ場をつくった選手たちもいる。大事なのは、この経験を今後にどう生かすかだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「クボは躊躇しない」久保建英が欧州名門のユニホーム着用でスペインざわつく!西大手紙は「将来について何も語られず…」

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"モデル&タレント妻たち"を一挙紹介! 
 

次ページ【動画】強豪インテルから奪った渡邊凌磨の鮮烈先制弾!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事