「日本人を見る目は変わってきている」
瀬古がチャンピオンシップについて語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2024年の夏に川崎フロンターレからチャンピオンシップ(イングランド2部)のストークに移籍。初の海外挑戦をスタートさせた瀬古樹に、インタビューの前編ではストーク加入1年目の今シーズンや自身の成長について語ってもらった。
今回の後編ではまず、近年、多くの日本人がプレーするようになったチャンピオンシップについて訊いた。
「チャンピオンシップは日本人の良さである勤勉性、さぼらない部分、あとは技術の高さ。そういった日本人らしさを出せる選手が目立つ環境だと思います。
近年はこのリーグでプレーする日本人選手がかなり増えていて、彼らの活躍は刺激になります。チームメイトには『あの日本人選手、良いプレーをしているね』と言われたりもします。
他の欧州のリーグを見ても各国の優勝チームに日本人選手がいたりするので、日本人を見る目は変わってきているといいますか、欧州でも一目置かれるようにはなってきていると思います。
また、海外でプレーしていて日本人選手と対戦するのは、不思議な感覚があります。それまでには面識がなくても、同じ日本人として試合前後はコミュニケーションを取りますし、誇らしくもあり、特別な雰囲気がありました。
みんな住んでいる街が遠かったりはするのですが、坂元達裕くんや大橋祐紀くん、同い年の初瀬亮とも食事に行ったり、家族ぐるみで一緒に出かけたりして、近況や私生活の話をしています」
今回の後編ではまず、近年、多くの日本人がプレーするようになったチャンピオンシップについて訊いた。
「チャンピオンシップは日本人の良さである勤勉性、さぼらない部分、あとは技術の高さ。そういった日本人らしさを出せる選手が目立つ環境だと思います。
近年はこのリーグでプレーする日本人選手がかなり増えていて、彼らの活躍は刺激になります。チームメイトには『あの日本人選手、良いプレーをしているね』と言われたりもします。
他の欧州のリーグを見ても各国の優勝チームに日本人選手がいたりするので、日本人を見る目は変わってきているといいますか、欧州でも一目置かれるようにはなってきていると思います。
また、海外でプレーしていて日本人選手と対戦するのは、不思議な感覚があります。それまでには面識がなくても、同じ日本人として試合前後はコミュニケーションを取りますし、誇らしくもあり、特別な雰囲気がありました。
みんな住んでいる街が遠かったりはするのですが、坂元達裕くんや大橋祐紀くん、同い年の初瀬亮とも食事に行ったり、家族ぐるみで一緒に出かけたりして、近況や私生活の話をしています」
そんなチャンピオンシップとJリーグの違いはどのように感じているのか。
「やはりシンプルにスピード感が違うと思います。ゴールに向かってくるペースやパススピード、ゲーム展開の速さも違います。また、ストークで3人の監督のもとで1年間プレーしてみて思うのは、選手一人ひとりに求められるタスクが日本より細かい印象があります。
『こういうプレーをしてくれ』と個人に対して言うことが多く、チームの戦術のなかに個人の決まり事も含まれているイメージです。日本でこれまで僕が出会った監督は、基本的にはチーム全体への指示があって、何かあれば個人的に伝えるぐらいの感じでした」
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「やはりシンプルにスピード感が違うと思います。ゴールに向かってくるペースやパススピード、ゲーム展開の速さも違います。また、ストークで3人の監督のもとで1年間プレーしてみて思うのは、選手一人ひとりに求められるタスクが日本より細かい印象があります。
『こういうプレーをしてくれ』と個人に対して言うことが多く、チームの戦術のなかに個人の決まり事も含まれているイメージです。日本でこれまで僕が出会った監督は、基本的にはチーム全体への指示があって、何かあれば個人的に伝えるぐらいの感じでした」
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