アーセナルの冨安健洋は2024-25シーズン、右膝の故障に悩まされ、出場は１試合、わずか６分に終わった。２月には再手術に踏み切り、まだ復帰の見通しは立っていない。一部には年内は厳しいのではないかという見方もある。

　その日本代表DFにとって、今夏の補強によって、立場はさらに厳しくなるかもしれない。アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』は、「エメリック・ラポルトのアーセナル移籍による勝者と敗者」と見出しを打った記事を掲載。現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレーするスペイン代表DFラポルトが加入した場合の冨安への影響について、こう見立てている。

「2021年に加入して以来、トミヤスは怪我に悩まされ、2026年まで復帰できない見込みであるため、ラポルトの加入はDFにとって乗り越えるべき新たなハードルとなる。26歳のバックライン全体にわたる多才さはアルテタ監督が賞賛するところだが、チームにもう１人のディフェンダーがいると、復帰後に出場機会はさらに限られてしまうだろう」

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　記事は「復帰後すぐに売却される可能性が高く、ラポルテの獲得によりアーセナルでのキャリア再燃の望みは打ち砕かれるだろう」と続けた。

　復帰しても、立場はますます厳しくなると予測しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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