６歳から在籍していたリバプールを離れ、レアル・マドリーに移籍したトレント・アレクサンダー＝アーノルドが、新天地デビュー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

　現地６月18日に開催されたクラブ・ワールドカップのグループステージ第１節で、シャビ・アロンソ監督が就任した優勝候補のマドリーは、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルと対戦。フェデリコ・バルベルデのPK失敗もあり、まさかの１－１のドローに終わった。

　期待の新戦力アレクサンダー＝アーノルドは、右SBで先発。65分までプレーした。

「デビューは素晴らしい経験だった。レアル・マドリーでのプレーは、誰もが夢見ることだ。試合に勝てなかったのは残念だけどね。マドリーのメンタリティの一部は、全ての試合に勝つことだ。PKはフットボールの一部だ。誰かを責められない。取り組むべき点があり、次の試合までに確実に成長するだろう」
【動画】世界中を驚かせたアーノルドのスペイン語スピーチ

　マドリディスタからのサポートは「信じられないほどだ」と表現。「サインした瞬間から彼らのサポートを感じている」ようだ。

「レアル・マドリーのファンは世界中にいる。ホテルやトレーニング、ソーシャルメディアでもそのサポートを感じるよ。感謝の意を表したい。スタンドでのサポートも相当だった。素晴らしかったよ」

　26歳のイングランド代表DFは、入団セレモニーの際に、スペイン語でスピーチを行なったことでも大きな注目を集めた。

「スペイン語を数か月間学んでいる。ここに来るってなった時から、適応するために学びたいと思った。僕にとって重要な部分だった。新しい国、新しいチーム、新しい都市...可能な限りベストの方法で文化に適応する意思を示すことは重要で、それが僕が取っている行動だ」

　今後は22日に本田圭佑の古巣パチューカ、26日に川村拓夢と北野颯太が所属するレッドブル・ザルツブルクと相まみえる。アロンソ新監督の下、期待以上のパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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