「理解できない」「すべての人が唖然」浦和DFの振る舞いを海外酷評。本人は謝罪も…「挑発は裏目に出た」【クラブW杯】

2025年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何よりもピッチで最悪の結果となった」

握手なしが批判を浴びたホイブラーテン。(C)Getty Images

 世界の頂点を決める大会での驚きの行動は、小さくない注目を集めた。

 6月17日に行われたクラブ・ワールドカップのグループE第1戦で、浦和レッズはリーベル・プレート(アルゼンチン)に1-3で敗れた。前半に先制を許すと、1点ビハインドで迎えた後半も2失点。松尾佑介のPKで1点をあげたが、南米の強豪相手に黒星発進となっている。

 この試合で騒がれたのが、浦和のゲームキャプテンを務めたDFマリウス・ホイブラーテンの試合前の行動だ。開始前に両軍が向かい合って整列してから、浦和の選手たちが握手しに向かったのだが、先頭を歩いたホイブラーテンは誰とも握手しなかったのだ。相手陣営を見向きもせず、すたすたと歩いていくホイブラーテンに、リーベルの選手たちも驚きを隠せなかった。
【動画】浦和のキャプテンが相手選手と握手をせずに素通りしたシーン
 ホイブラーテンの行為をリーベルに対する挑発と見る向きもあり、イタリアのメディア『fanpage』は「浦和レッズのクラブW杯デビュー戦は、試合が始まる前から困惑に満ちた。主将ホイブラーテンがすべてのサポーターを困惑させた瞬間の主役となったのだ」と報じている。

「理解できない振る舞いで、すべての人を唖然とさせた。両チームの間に軋轢はない。選手はキャリアのほぼすべてをノルウェーで過ごし、南米でプレーしたことがないため、本人とリーベルの間にも軋轢はないはずだ。何が起きたのか、大会初戦の相手に彼が敵意を示した真の理由は、誰にも説明できない」
 
 さらに、ホイブラーテンは試合でも後半立ち上がりにミスからリーベルの2点目を献上した。ボックス内で浮き球を後方にヘディングしたが、これをさらわれて追加点を奪われている。

 Fanpageは「ある種の挑発は裏目に出た。何よりもピッチで最悪の結果となったからだ」と続けた。

「ホイブラーテンはリーベルの2点目の場面で重大なミスを犯した。この失態と敗戦という結果は、不可解な試合前の行為の愚かさをさらに際立たせた」

 その後、ホイブラーテンは自身のインスタグラムで、普段とは異なる両軍が向かい合って並ぶスタイルだったため、「握手をするべきだと理解していなかった」と釈明。試合後、にリーベルの選手たちに謝罪したと明かしている。

 浦和はグループステージ第2戦で、イタリアの昨季王者インテルと対戦する。それだけに浦和を"チェック"していたはずのイタリアメディアも、ホイブラーテンの行動に注目したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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