JFLのアトレチコ鈴鹿に所属する三浦知良は、６月15日に敵地で行なわれたY.S.C.C.横浜戦（第12節）でベンチ入りし、82分に途中出場。待望の今季初出場を飾り、チームは２－１で勝利した。

　６位につける鈴鹿は次節、３位のヴェルスパ大分をホームで迎え撃つ。元日本代表FWの金崎夢生を擁する難敵だ。

　その金崎はここまで得点ランキング２位の６ゴールを記録。持ち前の得点力で抜群の存在感を放つアタッカーの印象について、YS横浜戦の翌日は横浜FCの練習場で調整していたカズに訊いてみた。

「素晴らしい選手で、今、JFLで活躍していますし、実績があって、日本を代表する選手なんでね。そういう選手がJFLにいて、こうやって一緒に戦えるのは嬉しい」
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"キング"も金崎のような存在を歓迎し、その意義を語る。

「やっぱり、彼らの活躍っていうのが本当に、カテゴリーに関係なく、いろんな人や選手に勇気を与えていると思います。特に、実績を積んできた選手がいろんなところで活躍できるっていうことで、そういう影響力は大きいんじゃないかなと思いますね」

　影響力という意味では、プロ40年目を戦うカズも同じだ。むしろ、それ以上ではないか。国民的フットボーラーの58歳は、謙虚に「僕もコンスタントに試合に出て、そういう影響力を出せるように頑張ります」と自らを奮い立たせた。

取材・文●広島由寛（サッカーダイジェストWeb編集部）

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