【浦和】ヘッド、ヘッド、ヘッドで失点…南米屈指の強豪リーベルに1-3で敗れ、クラブW杯黒星スタート。松尾佑介がPKで1点を返す

2025年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ホイブラーテン弾はオフサイドで幻に

リーベルに敗れた浦和。(C)Getty Images

 現地6月17日に開催されたクラブ・ワールドカップのグループステージ第1節で、浦和レッズがリーベル・プレート(アルゼンチン)とシアトルで対戦した。

 開始12分、アクーニャのクロスからコリディオにヘッドで叩き込まれ、南米屈指の強豪に先制を許す。

 いきなりビハインドを負った浦和だが、徐々に自分たちの流れに持ち込む。32分にはマテウス・サヴィオが蹴ったFKに、マリウス・ホイブラーテンが上手くダイビングヘッドで合わせ、ネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められない。

 さらに42分には、金子拓郎がペナルティエリア手前で左足を一閃。しかし、38歳の元アルゼンチン代表GKアルマーニに阻まれる。

 同点弾を奪えずにいると、後半に入って48分に再び失点。ホイブラーテンがGK西川周作へバックヘッドで送ったパスをドリウッシにかっさらわれ、被弾した。
【動画】上手いぞ松尾佑介!38歳の元アルゼンチン代表GKの逆を突く鮮烈PK弾※白地部分をクリック
 それでも57分、サミュエル・グスタフソンからペナルティエリア内でパスを受けた金子がファウルを誘い、PKを獲得。これを松尾佑介がアルマーニの逆を突くキックで成功させ、1点を返す。

 反撃を続けるなか、71分に2枚替え。チアゴ・サンタナとキャプテンの関根貴大を送り込む。

 ただ、次の1点を奪ったのはリーベル。74分にCKからメサに押し込まれた。

 2022年のアジア・チャンピオンズリーグ王者はその後、荻原拓也と松本泰志も投入。すると、その荻原は84分にハーフウェイライン付近から持ち上がり、右足を振り抜くが、思うようにミートできず。インパクトを欠いたシュートはアルマーニに難なくキャッチされる。

 最後の交代カードで原口元気を送り込んだ浦和は結局、1-3で敗れ、大事な初戦を落とした。失点は全てヘッドで許したものだった。

 この後は21日にチャンピオンズリーグ準優勝のインテル(イタリア)、25日にセルヒオ・ラモスを擁するモンテレイ(メキシコ)と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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