「スペインに75%も支配された」ニールセン監督が明かす“リベンジプラン“。田中美南、松窪真心らアメリカ組が鍵?【なでしこジャパン】

2025年06月17日 サッカーダイジェストTV編集部

スタメン選考にも言及

ニールセン監督はスペイン戦にどんなテーマを掲げているか。(C)SOCCER DIGEST

 2025年6月17日、なでしこジャパンのメンバーが発表された。6月27日にマドリードで開催されるスペイン女子代表との国際親善試合に臨むメンバーは連戦ではなく1試合というスケジュールの関係もあり、18人と"少数精鋭"で挑む。

 パリ五輪で敗れたスペインとの再戦である。今回のメンバー発表を受け、オンライン会見に対応したニルス・ニールセン監督は"リベンジプラン"について次のように述べた。

「スペインは世界最強のポゼッションチーム。パリ五輪の試合で日本はスペインに75パーセントも支配されました。それだけ握られると難しい。ですので、今回のゲームではよりポゼッションを高めつつ、チャンスのタイミングを見極めたい。時にはリスクを承知で仕掛ける勇気も必要で、戦況によってはリスクを冒さずにボールをキープする時間帯もあるはずです」

 ブラジル戦に続くアウェーでのゲーム。ニールセン監督は現地の雰囲気について「ブラジルと同じように熱いものがある」と話している。
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「EURO前の試合なので、盛り上がると思います。もしかすると、満員になるのかなと。熱狂的な雰囲気の中、90分間全力で戦わないとスペインを倒せない。そうした面でもシーズン中のアメリカ女子リーグ(NWSL)でプレーしている選手たちには頑張ってほしいし、シーズンオフの選手でも100パーセントできることをピッチ上で示してほしい」

 ニールセン監督はシーズン中の選手を優先的に先発させる主旨の発言をしていた。"アメリカ組"は以下の6人。GKのスタンボー華、DFの守屋都弥(ともにエンジェル・シティ)、MFの杉田妃和(ポートランド・ソーランズ)、三浦成美(ワシントン・スピリット)、FWの田中美南(ユタ・ロイヤルズ)、松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)がスペイン戦でスタメンに名を連ねる可能性が高そうだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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