６月16日、YBCルヴァンカップ・プライムラウンド組み合わせ抽選会が行なわれ、各クラブのOBが登壇したなか、対戦カードが決定した。

　ドロー役のOBとしては浦和から岡野雅行、柏から林陵平、川崎から稲本潤一、横浜から波戸康広、横浜FCから南雄太、湘南から秋元陽太、神戸から田中英雄、広島から柴﨑晃誠が登場。

　トーナメント表で横浜FCの南が８番、広島の柴崎が５番、川崎の稲本が３番を引くなか、湘南の秋元が６番を引き、広島と湘南の対戦が決定。

　さらにその後に、川崎と浦和、柏と横浜、神戸と横浜FCのカートが決まった。

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　そのなかで各OBは毎年、話題になるニューヒーロー賞の今大会の候補も予想。

　柏OBの林は「柏の選手ではない」とツッコまれながら、「僕が注目しているのは大関選手。アンダー20で活躍していますし、堂々とプレーしていますし、すべての能力が高い。名前は大関ですが横綱のようなプレーをします」と川崎の売り出し中の20歳MF大関友翔を挙げた。

　川崎OBの稲本も「僕は今、（川崎の）ユースを指導していますが、彼はユース出身で、今のユースの子たちもたちもよく見ている。力を与えて欲しい」とエールを送った。

　また広島OBの柴﨑は「（広島の）井上愛簾選手、中島洋太朗選手」の名を挙げ、横浜OBの波戸は横浜の17歳FW浅田大翔を推した。

　今年の決勝は11月１日、国立競技場で開催される。果たして王者に輝くのはどのクラブか。

取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）

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