悪夢の降格→ブラジル行き消滅の日本代表主力、仏強豪への移籍はどうなる? 現地メディアが予測「S・ランスを離れる見込み」

2025年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自身の将来がどうなるかまだ分かっていない」

2部降格で退団が取り沙汰されている伊東。(C)Getty Images

 周知の通り、伊東純也、中村敬斗、関根大輝の所属するスタッド・ドゥ・ランスは、昇降格プレーオフに敗れて2部降格が決定した。

 日本代表トリオの去就が注目されるなか、伊東に関しては、ブラジルのボタフォゴに移籍してクラブ・ワールドカップに出場し、その後にオーナーが同じフランスの強豪リヨンに加入するという驚きのプランが取り沙汰されていたが、実現しなかった。

 フランスメディア『Foot01』は「悪夢のようなシーズンを終えたイトウは、リヨンに加入する前にボタフォゴに移籍する予定だった。しかし、ブラジルのクラブが撤退した」と報じた。

「この移籍はアメリカ人オーナーが仕組んだものだったが、計画通りには進まず、今回は魔術師ジョン・テクスター氏も状況を変えることはできなかった」

 なぜ破談したのか。同メディアは「ボタフォゴはクラブ・ワールドカップに向けてイトウの獲得を目ざしていた。その後にリヨンに移籍すると予想されていた。しかし、ブラジルのクラブにはわずか数時間しか猶予がなかった」と報道。契約や登録する時間がなかったとしている。

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 また、今後の見通しについては、「当面はS・ランスに留まることになる。日本代表として62キャップを誇るイトウは、自身の将来がどうなるかまだ分かっていない。契約は2026年までで、今夏にシャンパーニュ地方を離れる見込みだ」と予測している。

 ひとまずリヨン行きも消滅したようだが、森保ジャパンでも主力を担う32歳アタッカーが退団する可能性は高いと見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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