日本代表に深刻な事態…長期離脱中の26歳DF、復帰の目途が絶たず 英記者が見解「来季に戦力になるか分からない」

2025年06月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰も復帰時期を確定させられない」

復帰を目ざし、懸命にリハビリを続けている冨安。(C)Getty Images

 アーセナルの冨安健洋は、2024-25シーズンもフィジカルの問題に悩まされた。

 開幕前に離脱を余儀なくされた冨安は、10月に一度は復帰を果たした。だが、終盤に投入されたサウサンプトン戦の直後にまた戦列を離脱。2月に右ひざの再手術に踏み切り、一年を通じてほぼ全休となった。

 そして復帰の目途はたっていない。少なくとも、新シーズンの開幕にも間に合わないとみられている。専門サイト『Arsenal Insider』によると、チャールズ・ワッツ記者はYouTubeチャンネルで「年内復帰、11月ごろが希望だ」と話した。

「ただ、本当に難しいケガだ。誰も復帰時期を確定させられないと思う。プレシーズンに戻ってくることがないのは確かだ。直近で聞いたところでは、プレシーズンやシーズン開幕に間に合うチャンスはないという。年末に向けて取り組んでいるが、来季にトミヤスが戦力になるかどうかは本当に分からない」

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 この26歳のDFとアーセナルの契約は2026年までとなっており、延長オプションがついていると言われる。稼働できなければ移籍の道もない。選手もクラブも難しい状況が続いている。Arsenal Insiderは「フィットできるなら、トミヤスはアーセナルにとって極めて有益な選手となるだろう」と報じた。

「ヤクブ・キビオルにイタリア勢が関心を寄せており、移籍となればアーセナルは代役を探さなければならない。トミヤスの状態が戻り、再び定期的に貢献できるようになれば、アーセナルはキビオルを売り、さらにその後任に再投資する必要がなくなる」

「必要とあればトミヤスは最終ラインの全ポジションでプレーできる。そういった選手は極めて貴重だ。ただ、アーセナルにとって残念なことに、シンプルに彼は起用できない状態が続いている」

 能力も実績も十分で、ネックは度重なるフィジカルの問題だけだ。ワールドカップ優勝を目ざす日本代表でも重要な存在だけに、完全復帰を願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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