4人が代表デビューを飾った
1対1の守備で圧巻の強さを見せた高井。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
[北中米W杯アジア最終予選]日本 6-0 インドネシア/6月10日/市立吹田サッカースタジアム
本当にまだ4キャップ目なのか。そう感じてしまう凄まじいパフォーマンスだった。
日本代表は、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終節でインドネシアを6―0で粉砕。7勝2分け1敗で、同予選を終えた。
この一戦で、鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)、三戸舜介(スパルタ)、佐野航大(NEC)、
佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)の4人が代表デビューを飾った。
とりわけ、3バックの左でフル出場した21歳の鈴木は、前に出る守備で相手を封じれば、正確なクロスを町野修斗(ホルシュタイン・キール)に送り込んで決定機を創出するなど攻撃でも貢献。堂々たる出来で注目を集めた。
それ以上に圧巻だったのが、その鈴木より1歳若い高井幸大(川崎フロンターレ)だ。3バックの右に入り、1対1の局面で相手を圧倒。192センチのCBが、対峙した173センチのベッカム・プトラをなぎ倒す様は、まるで大人と子供の対決のようだった。
【画像】日本代表のオーストラリア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は対人の強さを発揮したCB。代表デビュー組の評価は?
本当にまだ4キャップ目なのか。そう感じてしまう凄まじいパフォーマンスだった。
日本代表は、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終節でインドネシアを6―0で粉砕。7勝2分け1敗で、同予選を終えた。
この一戦で、鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)、三戸舜介(スパルタ)、佐野航大(NEC)、
佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)の4人が代表デビューを飾った。
とりわけ、3バックの左でフル出場した21歳の鈴木は、前に出る守備で相手を封じれば、正確なクロスを町野修斗(ホルシュタイン・キール)に送り込んで決定機を創出するなど攻撃でも貢献。堂々たる出来で注目を集めた。
それ以上に圧巻だったのが、その鈴木より1歳若い高井幸大(川崎フロンターレ)だ。3バックの右に入り、1対1の局面で相手を圧倒。192センチのCBが、対峙した173センチのベッカム・プトラをなぎ倒す様は、まるで大人と子供の対決のようだった。
【画像】日本代表のオーストラリア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は対人の強さを発揮したCB。代表デビュー組の評価は?
日本代表ではまだ4試合目で、スタメンは3月のサウジアラビア戦に続いて2戦目ながら、出るたびに存在感が増し、早くも風格すら感じさせる。アジア・チャンピオンズリーグエリートで、マッチアップしたクリスティアーノ・ロナウドを封じた経験も自信に繋がっているのだろう。
世界のスーパースターを抑え込んだのだから、アジアで負けるはずがない。そんな雰囲気が漂っている。
冨安健洋(アーセナル)は復帰の目途が立たず、伊藤洋輝(バイエルン)も故障がちで、ワールドカップ本番に向けてディフェンス陣は不安視されているなか、この高井の台頭はある意味で嬉しい誤算だ。強力なアタッカーと対峙すればするほど成長していく感覚があるため、今後の代表活動では、板倉滉と共に主力として起用すべきではないか。
もちろん冨安がワールドカップまでにコンディションを取り戻してくれるのがベストだが、仮にそうならなかった場合、代役を務めるのはこの大器しかいないのではないか。この1年でさらに大化けする可能性もある。インドネシア戦のプレーを見て、そう感じずにはいられなかった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「日本は凄まじいチームだった」インドネシアのエースは0-6惨敗に茫然…容赦ない森保Jに脱帽 なかでも厄介だった選手は?「エキサイティングなプレーヤーだ」
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世界のスーパースターを抑え込んだのだから、アジアで負けるはずがない。そんな雰囲気が漂っている。
冨安健洋(アーセナル)は復帰の目途が立たず、伊藤洋輝(バイエルン)も故障がちで、ワールドカップ本番に向けてディフェンス陣は不安視されているなか、この高井の台頭はある意味で嬉しい誤算だ。強力なアタッカーと対峙すればするほど成長していく感覚があるため、今後の代表活動では、板倉滉と共に主力として起用すべきではないか。
もちろん冨安がワールドカップまでにコンディションを取り戻してくれるのがベストだが、仮にそうならなかった場合、代役を務めるのはこの大器しかいないのではないか。この1年でさらに大化けする可能性もある。インドネシア戦のプレーを見て、そう感じずにはいられなかった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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