ドロー決着寸前、興梠が劇的ループ弾! 浦和が敵地で仙台を下し5連勝を達成

2016年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台の堅守でドロー濃厚の雰囲気のなか柏木のスルーパスに抜け出したのは興梠。

ドロー決着が濃厚となった90+3分、浦和は興梠が抜け出しループシュートでゴールネットを揺らした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[J1・第2ステージ3節]仙台 0-1 浦和 7月13日/ユアスタ

 アウェー仙台に乗り込んだ浦和が劇的な勝利で勝点3をゲット。5連勝を達成した。

 試合は主導権を握った浦和が攻勢を仕掛けるが、仙台の堅い守りに阻まれゴールが遠い展開に。終盤まで0-0で進み、ついに後半アディショナルタイムに突入。ドロー決着の様相を呈していた。

 しかし90+3分、ようやく均衡が破れる。先制点を奪ったのは、五輪のために次のゲームを最後にしばらく戦列を離れる興梠だった。柏木からのスルーパスに反応した興梠は、仙台GK関の動きを感じながら見事なループシュートを流し込む。これがゴールネットを揺らし、決勝点となった。

 これで浦和は第2ステージ3連勝、第1ステージ16節から5連勝を達成し、年間勝点で3位、第2ステージでは川崎、横浜と同勝点の3位となった。
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