クリスティアーノ・ロナウド（アル・ナスル）が、ポルトガル代表への熱い想いを明かした。現地メディア『OJOGO』が伝えている。

　現地６月８日に開催されたUEFAネーションズリーグの決勝で、初代王者のポルトガルが、連覇を狙うスペインと対戦。２－２で突入したPK戦の末に激闘を制し、３大会ぶり２度目の優勝を果たした。

　61分に貴重な同点弾を挙げた後、88分にピッチに座り込んでしまい、交代を余儀なくされた40歳のキャプテンは、涙を浮かべながら歓喜のトロフィーリフトを行なった。

「涙は喜びの涙だった。ポルトガル代表として何かを勝ち取ることは常に特別だ。もっとも、僕の立場から言えば、代表チームでの勝利ほど特別なことはない。この世代はそれを得るに相応しい。決勝での勝利に必要なのは、少しの幸運と努力だった。困難だと分かっていたが、僕らはやってのけた。これは我々に自信を与え、ワールドカップに弾みをつける」
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　C・ロナウドは先日にXで、アル・ナスルのユニホームを着た写真を添え、「この章は終わった。物語？まだ続いている。全ての人に感謝」というメッセージを発信した。移籍を示唆するものではないかと、大きな注目を集めているなか、去就にも言及。端的にこう言い放った。

「未来？何も変わらない。アル・ナスル、Yes」

　この発言を踏まえ、『OJOGO』は「クリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスル残留を保証：『何も変わらない』」と報じていることからも分かるように、ポルトガルの英雄はサウジアラビアで物語を続けることになりそうだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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