［北中米W杯アジア最終予選］日本 ０－１ オーストラリア／６月５日／パース・スタジアム

　６月５日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第９節で、グループC２位のオーストラリア代表は、すでに本大会出場を決めている日本代表とホームで対戦。若手主体のアウェーチームに一方的に攻め込まれる展開が続いたものの、90分にワンチャンスをモノにし、１－０で勝利した。

　試合後、キャプテンのGKマシュー・ライアンに話を訊くと、「とても気分は良いよ。ポジティブだ。今夜の試合で、予選突破に向けて大きな一歩を踏み出したと思う」と喜びを語った。

「チームとして、自分たちがコントロールできることに集中した。日本のプレーをコントロールはできなかったけど、試合に勝つという目標は達成できた」

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　日本代表の印象については、「多くの選手が入れ替わっていた。日本は最終予選で素晴らしかったからね。新たなポジション、経験、そして将来を築くためにチャンスを得た選手たちだ」と話しつつ、こう敬意を示した。

「全員、クオリティが高く、良い選手なので、心からリスペクトしている。彼らは世界屈指のチームでプレーしているしね」

　そして、途中出場で停滞した流れを打破した久保建英に言及。「もし一人挙げるとすれば、クボだ。彼とは、レアル・ソシエダで少しの間、一緒にプレーしていたんだ。彼は卓越したテクニックを持ち、本当に凄まじい選手だ。全てにおいて素晴らしい」と賛辞を贈った。

　リスペクトしている日本を倒し、満足気な様子だった。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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