【日本0-1オーストラリア|採点&寸評】敵の5バックに大苦戦し、“最悪”の初黒星。最高点は今予選初出場のDF、代表デビュー組の評価は…

2025年06月06日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

9人が最終予選初先発

【警告】日本=なし オーストラリア=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ベヒッチ(オーストラリア)

[北中米W杯アジア最終予選]日本 0-1 オーストラリア/6月5日/パース・スタジアム

 森保一監督が率いる日本代表は、6月5日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と敵地で対戦した。
【画像】日本代表のオーストラリア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は対人の強さを発揮したCB。代表デビュー組の評価は?
 スタメンのほとんどが初招集や再招集のメンバーというフレッシュな面々でこの一戦に臨んだなか、前半からボールを握って試合を進める。28分に鈴木唯人、37分に平河悠が際どいシュートを放つなど、いくつかチャンスを作ったがゴールは奪えず、スコアレスで前半を終える。

 後半に入ってもゲームを支配して、相手ゴール迫るも得点に繋がらない。すると90分、鎌田大地のパスミスで与えたスローインの流れで、左サイドから突破を許し、最後はアジズ・ベヒッチに豪快な一発を叩き込まれて、決勝点を奪われた。0-1で敗れた森保ジャパンは、今予選初黒星を喫した。
 
▼日本代表のチーム採点「5.5」

 3月にワールドカップ出場を決めている日本は、その時から招集メンバーを14人も変更し、7人を初招集。この一戦では、その中から俵積田晃太と平河をスタメンに抜擢するなど、鎌田と町田浩樹以外の9人が最終予選初先発というフレッシュなメンバーとなった。

 序盤から圧倒的にボールを支配したものの、5-4-1のブロックを敷いて、ベタ引きしたオーストラリアに大苦戦。なかなか決定機を作り出せなかった。

 64分に、ともに個で打開できる久保建英と中村敬斗を投入し、徐々に攻撃が活性化したものの、決定力を欠いて均衡を破れず。

 迎えた90分に一瞬の隙を突かれ、ベヒッチにゴールを叩き込まれる最悪の展開で、今予選初黒星を喫した。

 ずば抜けた活躍をした選手はおらず、最高点は個最終予選初出場の敵の1トップを抑え込んだCBの渡辺剛の6.5点。久保や鎌田はこれぐらいはやって当然の選手で、6点止まりにした。

 デビュー組では、攻守に持ち味を発揮した平河は6.5に近い6点、右のCBで1対1の守備では奮闘した関根大輝も6点、クロスなど精度を欠くプレーが少なくなかった俵積田は5.5点とした。

 マン・オブ・ザ・マッチは決勝点のベヒッチで異論はないだろう。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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