誰よりも熱く、激しく
ブラジル戦で奮闘した松窪。(C)JFA
結果は悔しい逆転負け。しかし、誰よりも熱く、激しく、気持ちを見せた選手がいた。20歳の松窪真心。そのプレーには、どこか"あの闘将"を彷彿とさせる魂が宿っていた。
現地時間6月2日にブラジルで開催された国際親善試合で、なでしこジャパンがブラジルに1−2と敗れた。後半開始直後に清家貴子のゴールで先制しながらも、54分にオウンゴールで追いつかれると、終盤の84分にはジョンソンにループ弾を決められたのだ。
ただ、1−3と完敗した5月30日の第1戦よりも内容は良かった。1対1の局面でもそれなりに戦えていて、なかでも印象的だったのが4−3−3システムのインサイドハーフを担った松窪のパフォーマンスだ。
闘争心を前面に押し出し、たとえミスをしても落胆せずアグレッシブにプレーする。象徴的だったのが52分の場面である。
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ただ、1−3と完敗した5月30日の第1戦よりも内容は良かった。1対1の局面でもそれなりに戦えていて、なかでも印象的だったのが4−3−3システムのインサイドハーフを担った松窪のパフォーマンスだ。
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GK山下杏也加のフィードに反応すると、そのボールを収めようとブラジルのアンジェリーナと激しく競り合う。相手のボディコンタクトに屈することなく踏ん張り、ボールを奪われても諦めずチャレンジする。最終的にファウルを取られた松窪はその判定を不服として大きなジェスチャーを交えて主審に食ってかかるのだ。
相手のユニホームを引っ張っていたので確かに反則だが、松窪の闘志溢れるアクションは観ている者の心を揺さぶったはず。サッカーにおいてとても重要な"気持ち"が表れたプレーだった。
4月6日のコロンビア戦(1−1)でも、停滞気味のチームに"生命"を吹き込んだのは途中出場の松窪だった。強気なプレーで味方を引っ張り、気持ちでも鼓舞する。自身がノーゴールに終わったあと、悔しい表情を見せていたのも印象的だった。
"天才"とも評される松窪の姿を見て思い出すのは、あの闘将だ。ポジションこそ違うが、次のような期待が膨らむ。松窪は「なでしこジャパンの闘莉王になれるか」と。彼女の強気なプレースタイルは、なでしこジャパンが強くなるうえで不可欠な要素だ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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