【EURO】F・サントス監督、決勝点のエデルについて「アヒルの子が美しく羽ばたいた」

2016年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

低調なチームを、その采配で救い、欧州王者に導いた智将。

決勝でも采配が当たったF・サントス監督。 (C) Getty Images

 EURO2016決勝、ポルトガルはフランスを延長戦の末に下し、初の欧州制覇を果たした。
 
 エースのC・ロナウドを前半途中で欠きながらも、これに怯むことなく開催国の攻撃をしのぎ切り、最後の最後でゴールを奪ったのはさすがとしか言いようがない。
 
 今大会はグループステージ3試合全てを引き分け、決勝トーナメントでも延長戦やPK戦が続くなど険しい道を辿ってきたポルトガル。そんなチームを、その采配で救い、欧州王者にまで導いたフェルナンド・サントス監督が試合後、以下のように語った。
 
――◇――◇――
 
(決勝点を挙げた)エデルについては、常に重要な選手だと考えていた。
 
 クリスチアーノ(・ロナウド)の負傷退場によって大きな変化を迫られたものの、前線についてはナニを前線に置くのが最善と考えていたが、後半途中からエデルを入れることを決断した。
 
 エデルはピッチに立つ前、私に「ゴールを取る」と言っていた。彼にはおめでとうと言いたい。アヒルの子が美しく羽ばたいた。
 
 難しい時期でも私を信頼し続けてくれたサッカー連盟のフェルナンド・ゴメス会長や、選手たち、そしてサポーターたちにもお礼を言いたい。

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