現地５月31日に開催された国際親善試合で、ニルス・ニールセン監督が率いる日本女子代表はブラジル女子代表と敵地で対戦。１－３で敗戦を喫した。

　立ち上がりから押し込まれる展開となったなでしこジャパンだったが、開始11分にカウンターから田中美南がネットを揺らす。しかし、オン・フィールド・レビューの結果、直前に南萌華が自陣ペナルティエリア内でファウルをしていたとして、先制とはならず。逆にこのプレーでブラジルにPKが与えられるも、ケロリンのキックはゴールの右に外れ、難を逃れた。

　それでも28分、42分にゴールを奪われて、前半だけで２失点。さらに後半に入っても55分にカウンターから追加点を許す。89分に途中出場の清家貴子のゴールで１点を返したものの、反撃はここまでだった。
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　この結果をブラジルメディア『ROMA NEWS』は、「ブラジルが日本に快勝」と報じれば、『RTI ESPORTE』も、「チームは攻撃的な姿勢を貫き、日本チームを圧倒した」と伝えている。

　なでしこジャパンは６月２日に、中２日で再びブラジルと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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