「栄光に導いた監督を解任するのか?」“欧州”を制した元Jクラブ指揮官、それでもまさかの更迭か「悲惨な…」

2025年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「はるかに魅力的な選択肢となった」

トッテナムに17年ぶりのタイトルをもたらしたポステコグルー監督。(C)Getty Images

 悲願のタイトルは、指揮官の進退にどう影響するのだろうか。

 トッテナムは5月21日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝でマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利し、優勝を飾った。主要タイトルは2008年のリーグカップ以来17年ぶり。欧州での栄冠は1984年以来41年ぶりの快挙だ。

 長年にわたってタイトルに手が届かなかったクラブだけに、喜びはひとしおだろう。一方で注目されているのが、アンジェ・ポステコグルー監督の今後だ。プレミアリーグでは17位と深刻な低迷ぶりだけに、EL制覇前は今季いっぱいでの退陣が有力視されていた。

 英公共放送『BBC』は5月22日、「ポステコグルーはトッテナムの歴史に名を刻んだ。だが、来季に向けて立場が不安定なのは変わらない」と報じている。

「今週成功するまでは、来季を前にしての退陣が予想されていた。国内での悲惨なシーズンの代償を払うかたちだ。『BBC』はクラブが後任となる候補の選定を進めているのを把握している。それを考えれば、スパーズが当初の確信を強く保つなら、ポステコグルーに残された時間はわずかだ」

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 そのうえで、BBCは「だが、これだけの栄光に導いた監督をどう解任するのか?」と続けた。

「今後数日でどうなろうと、トッテナムにとって明確なのは、変更があるなら、スムーズに、以前よりもプロフェッショナルに実行しなければいけないということだ。前回の監督選考では、次々に様々な候補に揺れ、ポステコグルーに落ち着いた」

「候補とされるのはトーマス・フランクやアンドニ・イラオラ、マルコ・シウバ、オリバー・グラスナーだ。いずれも、優勝を飾るまでは、トッテナム行きに疑いがあったかもしれない。だが、チャンピオンズリーグに出場できることになり、スパーズははるかに魅力的な選択肢となった」

 国内での出来を考えれば、欧州の舞台でトロフィーを掲げたとはいえ、来季に向けてトッテナムの課題は少なくない。指揮官人事はその解決に向けた大きな一歩となる。横浜F・マリノスも指揮したオーストラリア人監督に続投させるのか。クラブの決断に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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