「目の前にいる相手には絶対に負けない」
第6節のG大阪ユース戦以降、スタメンに定着している筒井。写真:松尾祐希
身長188センチの恵まれた体格とスピードを兼ね備え、左足のキック精度も高い。まさに現代のCBに求められる要素を兼ね備えた静岡学園の背番号4・筒井龍之介(3年)が研鑽を積んでいる。
ポジションはCB一筋で、中学時代は兵庫県の虎ジュニアU-15で技を磨いた。さらなるレベルアップを目ざし、技巧派で知られる名門・静岡学園に進学。だが、現実は甘くなく、昨季はCチームが主戦場となった。県リーグ1部でプレーしたものの、競り合いや強度の部分で弱さを露呈。トップチームどころかBチームにすら上がれない日々が続いた。
迎えた今季は、1月に開催された県新人戦でAチームでの出場機会を得た。またU-18高円宮杯プレミアリーグWESTでも開幕からベンチ入りしたものの、第5節のサンフレッチェ広島ユース戦(1-1)まで一度も出番を掴めていなかった。
そうした状況のなか、チャンスが巡ってくる。第6節のガンバ大阪ユース戦(0-3)だ。チームは完敗したが、この試合に先発した筒井は、高さを活かした守備や正確な左足のフィードを披露するなど、好パフォーマンスを見せた。そこからスタメンに定着し、3試合連続で90分間ピッチに立ち続けた。
筒井の成長について、チームを指揮する川口修監督はこう話す。
「去年は一度もBチームにもいなかった。ずっと良くなかったんです。左足のフィードは素晴らしいけど、守備の強度やヘディングの部分がかなり足りていなかった。でも、だんだん力をつけてレベルアップし、自信を持ってプレーできるようになってきた」
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ポジションはCB一筋で、中学時代は兵庫県の虎ジュニアU-15で技を磨いた。さらなるレベルアップを目ざし、技巧派で知られる名門・静岡学園に進学。だが、現実は甘くなく、昨季はCチームが主戦場となった。県リーグ1部でプレーしたものの、競り合いや強度の部分で弱さを露呈。トップチームどころかBチームにすら上がれない日々が続いた。
迎えた今季は、1月に開催された県新人戦でAチームでの出場機会を得た。またU-18高円宮杯プレミアリーグWESTでも開幕からベンチ入りしたものの、第5節のサンフレッチェ広島ユース戦(1-1)まで一度も出番を掴めていなかった。
そうした状況のなか、チャンスが巡ってくる。第6節のガンバ大阪ユース戦(0-3)だ。チームは完敗したが、この試合に先発した筒井は、高さを活かした守備や正確な左足のフィードを披露するなど、好パフォーマンスを見せた。そこからスタメンに定着し、3試合連続で90分間ピッチに立ち続けた。
筒井の成長について、チームを指揮する川口修監督はこう話す。
「去年は一度もBチームにもいなかった。ずっと良くなかったんです。左足のフィードは素晴らしいけど、守備の強度やヘディングの部分がかなり足りていなかった。でも、だんだん力をつけてレベルアップし、自信を持ってプレーできるようになってきた」
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5月25日に行なわれたプレミアリーグWEST・第9節のヴィッセル神戸戦でも堂々たるプレーを見せた。チームは0-1で敗れたものの、エアバトルや球際の攻防で互角以上の勝負を展開。左足から繰り出される鋭い縦パスで攻撃の起点にもなった。
自身も手応えを感じており、充実の表情を見せる。なぜ、劇的な変化を遂げられたのか。その大きな要因は、地道な積み上げにあったという。
「自分は去年、Cチームで県リーグ1部がメイン。でも、同い年の仲間たちはプレミアリーグに出ていて、Bチームの選手もプリンスリーグ東海で戦っていた。悔しさはあったし、自分は何ができるのかをめちゃくちゃ考えた」(筒井)
昨季から自主練習に精を出し、チームメイトとともに苦手な競り合いを重点的に鍛え上げた。「目の前にいる相手には絶対に負けない」(筒井)。結果が出なくても腐らず、試合でもトレーニングでも課題と向き合い続けた。
荒削りで課題も多いが、188センチの高さと左足のキックは大きな武器。「学校で測った記録なので」と本人は謙遜したが、50メートルを6.3秒で走れるスピードも光る。競輪選手の父・裕哉さんから受け継いだフィジカル能力を活かしつつ、足もとの技術をさらに磨けば、より上のレベルも十分に目ざせるはずだ。
憧れは同じ左利きのCBであるスペイン代表のパウ・トーレス(アストン・ビラ)。昨季までCチームに籍を置いていた無名の逸材は、高校ラストイヤーにさらなる飛躍を遂げられるか。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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