降格危機の横浜FM、ついにトンネル脱出!鹿島を3-1撃破で12戦ぶり勝利!7連敗中の最下位が7連勝中の首位を破る

2025年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

レフティ2人で3発、キスノーボ体制でようやく初白星

見事に2ゴールを奪ったヤン・マテウス(11番)。(C)SOCCER DIGEST

 5月25日に開催されたJ1第18節で、7連敗で最下位に沈む横浜F・マリノスが、7連勝で首位に立つ鹿島アントラーズと本拠地の日産スタジアムで対戦した。

 11戦未勝利で絶不調の横浜FMは、開始4分でいきなり先制に成功。アンデルソン・ロペスが放ったシュートのこぼれ球に反応した永戸勝也が、利き足とは逆の右足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。

 2022年に鹿島から加入した30歳のレフティは、今季初ゴールとなった。

 さらに13分、ヤン・マテウスがペナルティエリア右から叩き込み、追加点を挙げると、27分にもY・マテウスの黄金の左足が炸裂。リードを一気に3点に広げる。

 ただ、36分に得点ランク首位の相手エース、レオ・セアラに上手くワンタッチで押し込まれ、1点を返される。
【動画】開始4分!元鹿島DFの鮮烈弾
 3-1で折り返すと、48分に後半から入った柴崎岳のパスからピンチを迎えるが、38歳のベテラン守護神、飯倉大樹がタイミング良く前に飛び出し、好守で凌ぐ。

 71分には加藤蓮が抜け出し、ビッグチャンスを迎えるが、ペナルティエリア右から放ったシュートは、GK早川友基に阻まれる。

 この時、ゴール前で待ち構えていたA・ロペスは、ペットボトルを蹴り上げ、自分へパスを出さなかったことに対して、怒りを露わに。開幕節でPKから得点して以来、ノーゴールが続く2年連続得点王は、相当フラストレーションを溜め込んでいるようだ。

 このまま後半はスコアが動かず、3-1でタイムアップ。横浜FMが鹿島を撃破し、連敗を7で止めると同時に、12戦ぶりに勝利した。

 スティーブ・ホーランド監督の早期解任を受け、4月18日から暫定的に、5月5日から正式に発足したパトリック・キスノーボ体制で待望の初白星、今季2勝目を挙げた。J2降格経験がない名門はここから勝点3を重ねていき、危機を脱することができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】黄金の左足炸裂!ヤンマテの2発

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"
 

次ページ【動画】開始4分!元鹿島DFの鮮烈弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事