【J1採点&寸評】横浜×福岡|迫力満点の仕掛けから先制点ゲットの齋藤を最高評価「7」に

2016年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜――MOMは先制点の齋藤。喜田、中町の両ボランチも攻守に躍動。

【警告】横浜=なし 福岡=キム・ヒョヌン(36分)、田村(63分)、駒野(68分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】齋藤 学(横浜)

【チーム採点・寸評】
横浜 6
前節と同じ4-4-2でスタートし、前半は齋藤の個人技によるゴールで1点をリードして折り返す。後半立ち上がりには富樫、試合終了間際には伊藤が決めて3-0。2ndステージはいずれも完封の2連勝スタートとなった。
 
福岡 5.5
2トップの横浜に対して3バックを採用して臨んだが、個々の能力差を埋めることはできなかった。攻めても前後半で一度ずつチャンスを迎えたが決めきれず。横浜とは対照的に2ndステージに入ってから2連敗と苦しい展開に。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 6
主導権を握られる展開でも的確なポジショニングでピンチを未然に防いだ。ウェリントンのヘディングシュートも好セーブ。
 
DF
13 小林祐三 6
ツボを心得た守備でサイドの主導権を握る。前方のマルティノスを上手く操作しながら守り、攻撃でもアクセントに。
 
22 中澤佑二 6
前半は技術的なミスからピンチを招く場面もあったが、時間の経過とともに持ち直した。守備は及第点の出来だった。
 
5 ファビオ 6
ウェリントンと主に空中戦で激しく競り合い、チームの防波堤となる。前に強い守備が久々に復活し、無失点を達成。
 
24 金井貢史 6
ビルドアップでは拙い場面が先行する。しかし守備では逆サイドからのクロスにしっかり対応するなど"らしさ"も見せた。
 
MF
28 喜田拓也 6.5
積極的な守備でボールを奪っては、相手のプレスをいなすようなパス回しで攻守に躍動。ボランチとして成長し続けている。
 
8 中町公祐 6.5
ヘディングの強さは絶品。2得点目の場面は相手のギャップを突くタイミングで富樫にラストパスを供給し、アシストに成功した。
 
20 マルティノス 6(86分OUT)
スピードを生かしたドリブル突破は迫力十分。それだけにとどまらず相手の裏を突くスルーパスでチャンスを演出した。
 
11 齋藤 学 7
両チーム合わせて最多となる4本のシュートを放ち、破壊力抜群のドリブル突破で相手守備陣を切り裂いて貴重なゴールを決めた。
 

次ページ横浜――FWのふたりがゴールで存在感を示す。

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