ザルツブルク移籍が噂される北野颯太は川崎戦で途中出場も悔しさ。「仕留め切れなかったシーンも。見つめ直すしかない」

2025年05月18日 本田健介(サッカーダイジェスト)

試合は川崎に0-2で敗戦

川崎戦に途中出場した北野。積極的にシュートも放った。写真:滝川敏之

[J1第17節]川崎 2-0 C大阪/5月18日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 J1の17節では等々力で川崎とC大阪が対戦。2-0でホームの川崎が勝利した。

 この一戦で、オーストリア1部のザルツブルクへの移籍が噂されている北野颯太はベンチスタートだったが、57分に出場。直後には同時投入された中島元彦の鋭い縦パスを胸トラップから左足でシュートを放ち場内を沸かせるなど、積極的にゴールを目指した。しかし、チームはその後に2失点し、勝利に貢献することはできなかった。

 北野は試合後に「前半を観ていてちょっと苦戦しているなという印象で、それでも、0-0で前半を終えられたのは、チームメイトの頑張りだったと思います。それで後半、自分が入ってその頑張りをつなげていくためにも、ゴール前に入って試合を楽にさせようと意識して出場しました」とコメント。

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 確かに北野と中島を投入したあとにC大阪は攻撃の勢いを強め、チャンスも迎えた。しかし、85分と88分に一瞬の隙を突かれ、川崎のエリソンに決められた。

 北野も悔しそうに「流れはこっちに傾いたかなと思いますが、しっかり仕留め切れなかったシーンもありますし、そこはしっかりともう一度見つめ直すしかないと感じます」と振り返った。

 リーグ3連勝中だったC大阪にとっては悔しい敗戦。次は中2日でルヴァンカップの京都戦を控えるが、若くから注目されたアカデミーの星である北野が今後、どんな道を辿って進化していくのか楽しみだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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