「移籍の意思がある」10G7Aの日本代表MF、ドイツ強豪加入へ加速か!CL出場権獲得できず…確保した2クラブで争奪戦の様相「選択に困る」

2025年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランクルトに1-3で敗戦

今夏の去就が注目される堂安。(C)Getty Images

 現地5月17日に開催されたブンデスリーガの最終節で、堂安律が所属する4位のフライブルクが、3位のフランクルトと対戦。堂安の今季10点目となるボレー弾で先制したものの、1-3で敗れた。この結果、ホルシュタイン・キールに勝利したドルトムントに抜かれて5位フィニッシュとなり、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。
【動画】二桁得点達成!堂安の鮮烈ボレー弾
 これを受けて、CL出場権を確保したフランクフルトとドルトムントからの関心が伝えられている堂安の移籍が加速する可能性が低くない。

 ドイツメディア『Sport』は、最終節を前に「(フライブルク、フランクフルト、ドルトムント)の3クラブのうちどれが最終的にチャンピオンズリーグに出場するかはまだ不明であるため、ドウアンとフライブルクの間では退団の可能性について具体的な交渉は行われていない。3クラブに(来季に堂安をプレーさせる)チャンスがある」と伝えていた。

 同メディアは「ドウアンはシーズン終了後に決断を下す予定であり、どこが自分にトップクラスの舞台を提供できるかを見守りたいと考えている」とし、こう移籍の条件についてこう見立てた。

「もしフライブルクがCLに出場できなかったり、ドウアンが環境の変化を求めているのであれば、フランクフルトとドルトムントは、この日本代表を獲得するために大金をつぎ込まなければならないだろう。彼はフライブルクと2027年夏まで契約を結んでいるからだ」

「『SKY』の最新情報によると、フライブルクは26歳の選手の移籍金として少なくとも2000万ユーロ、おそらくはそれ以上を要求しているという。この日本人選手の市場価値は約2200万ユーロと推定される」
 
 記事は、「今シーズンのブンデスリーガでの力強いパフォーマンスを考えれば、彼が多くのクラブの注目選手リストに名を連ねているのも不思議ではない。フランクフルトとドルトムントが強い関心を示していると言われている」と綴り、こう続けた。

「SKYによれば堂安は『移籍の意思がある』という事実にもかかわらず、多くのことは、CLの直接対決の結果に最終的に左右されるだろう。CLを争う3チームのうち、フランクフルトはドウアンに最も長く関心を寄せており、何か月も強い興味を抱いていたという。選手側とも数週間にわたって集中的な連絡が続いてきた。フランクフルトはドウアンの獲得に熱心で、過去に長谷部誠と素晴らしい経験を積んだ日本市場も視野に入れている」

 そして、「フライブルクは負ければ、5位に転落することになる。そうなると、ドウアンは長年追ってくれていたフランクフルトと新たに参戦したドルトムントの間で選択に困ることになるだろう」と締め括っている。

 CL出場する2クラブの争奪戦に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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