ボタンの掛け違いがあったか。日本代表の森保監督が、最下位に沈む横浜FMに言及。「1勝すれば。それで結果が変わるのもサッカー」

2025年05月15日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

選手時代に残留争いを経験

横浜FM対柏の一戦を視察した森保監督。試合後に囲み取材に応じた。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 5月14日に行なわれた横浜F・マリノス対柏レイソル(0-2)の試合後、視察に訪れていた日本代表の森保一監督が囲み取材に対応。まだ一度もJ2降格がない横浜FMが、J1で最下位に沈む現状について、感想を述べる場面があった。

「何が良いのか、悪いのか、分からなかったりするなかで、ボタンの掛け違いが少しあっただけで、一つ何か歯車が狂っただけで、チームの状態が良くもなれば、そうでもなくなる。それを考えると、サッカーは怖いなって思いましたし、改めてチームは生き物だと思いながら見ていました」
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 横浜FMは柏に敗れたことで、リーグ戦では5連敗。さらに9戦勝ちなしと苦しい状況だ。そんなチームに対して、選手時代の2003年にベガルタ仙台で残留争いを経験(15位でJ2降格)している森保監督は、こうも話す。

「1勝すればとか、雰囲気が変わるようなプレーとか、それでまた結果が変わっていくのもサッカー。Jリーグは20チームあって、38試合ある。実際に今年を見ていると、3連勝もあれば、3連敗もある。優勝争いをするうえでは連敗を避けないといけないところもありますけど、まだ可能性はあると思います」

 横浜FMは次節、17日に京都サンガF.C.と相まみえる。悪い流れを変えられるような戦いを見せたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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