「選手売買のモデルがある」日本代表コンビの退団をセルティック指揮官は覚悟か 地元メディアは「彼らの未来はオファー次第」

2025年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「現時点では全員がシーズンに集中している」

去就が注目されている(左から)前田と旗手。(C)Getty Images

 チームの主力を失いたい指揮官はいないだろう。だが、クラブによっては常にそれを覚悟しておかなければいけない。セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督もそのひとりだ。

 セルティックはリーグ4連覇を飾り、チャンピオンズリーグでもリーグフェーズを突破。プレーオフでバイエルン相手に善戦した。

 そんなチームを支えたのが、日本代表コンビだ。前田大然は公式戦33得点と爆発。リーグの年間最優秀選手に選ばれた。旗手怜央も中盤の要として貴重な存在だ。

 そして2人とも、この夏の去就が注目されている。ゴールゲッターとしても評価を高めた前田には、多くのプレミアリーグのクラブが関心を寄せているとのこと。旗手も欧州主要リーグのクラブから興味を持たれ、ステップアップの可能性が取りざたされている。

 セルティックは毎年、一部主力を売却してきたクラブだ。地元紙『Daily Record』によると、ロジャーズ監督は「ここに選手売買のモデルがあることは周知のとおりだ」と話した。

「おそらく、夏に一部の選手に対するオファーを受けるだろう。その場合、柔軟に適応できるように備えなければならない。全員がここに残るなら、高いクオリティの選手を2、3人だけ加えることを目ざすかもしれない。だが、様子を見なければならない」

【画像】真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの美人妻たち"
 指揮官は移籍を求めてきた選手が「現時点ではいない」と明かしつつ、今は国内三冠の達成だけを見据えていると述べた。

「全員、力強くシーズンを終えることに集中していると思う。そのうえで、それぞれ個々の考えがあるだろう。しかし、現時点では、全員が本当にシーズンに集中している」

 セルティック専門サイト『Celts Are Here』は、ロジャーズのコメントを伝えたうえで、「マエダもハタテも契約下にあるが、彼らの未来はオファーの内容次第かもしれない」と報じている。

「ロジャーズの発言は、セルティックが忙しい夏になることに備えているのを示唆している。賢い編成が、変更しながらクオリティとのバランスを持たせるための鍵となるだろう。マエダとハタテに何があっても、さらに戦力を高め、使える資金を増した状態でマーケットを終えられるよう、指揮官は願っているはずだ」

 日本代表の27歳デュオはこの夏、どのような決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「獲得すべきだ」久保でも三笘でもない!新王者リバプールに9G7Aの日本人アタッカーの補強を望む声!「素晴らしいMFだ」

【記事】「長袖のインナーを着てくれと」元日本代表MFが代表戦での"タトゥー隠し"を告白「たまたま着ていなかった時に点を決めて新聞に…」

【画像】絶世の美女がずらり!C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事