レジェンドOBも、その覚醒ぶりに驚きを隠せないようだ。

　セルティックの前田大然は、今シーズンここまで公式戦49試合に出場して33ゴ―ル・12アシストをマーク。エースだった古橋亨梧が冬に退団して以降はフィニッシャーとして得点を量産し、リーグ４連覇の原動力となった。

　セルティックの専門メディア『67 HAIL HAIL』は、「ピーター・グラント、セルティックの選手が『今まで見たことのない』ことをしていることに衝撃を受ける」と題した記事を掲載。セルティックのレジェンドMFであるピーター・グラント氏がセルティックTVで語った前田についてのコメントを紹介している。

「今シーズン、彼はこれまで見たこともないようなことをやってきたと言わざるを得ない。彼のフィニッシュは驚異的だ。彼のゴールの中には、決め方が本当に素晴らしいものがあった」

「彼はいつも気まぐれだと思っていた。きっとあなた方もそう表現しただろう。彼から何が得られるのか、全く分からなかったんだ」

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　元スコットランド代表は、「でも、彼のフィニッシュは素晴らしいものがあった。パワーとスピード。その点についてはいつも話してきた。ある意味、彼はまさに冷淡な選手だ」と言葉を続けた。

「ヘディングゴールやゴールキーパーと１対１になってボールを流し込むなど、色々な場面を見てきた」

　これほど、多彩な得点パターンを持つ選手だとは考えていなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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