日本代表は、６月の北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、５日にアウェーでオーストラリアと、10日にホームでインドネシアと対戦する。

　すでに本大会出場を決めている森保ジャパンにとってはテストの場となるなか、森保一監督がコンディションの万全ではない選手は招集しない意向を示唆したと、中国メディアがざわついている。

　中国とプレーオフに回る"４位以内"を争っているインドネシアが有利になる可能性を恐れているのだ。

　中国メディア『直播吧』は「中国は不利な立場にある！三笘薫、伊東純也ら欧州の主力選手は６月のワールドカップ予選には参加しない」と題した記事を掲載。次のように報じている。

「日本メディアの報道によると、森保監督は、欧州で活躍する主力選手の負傷や疲労のため、日本代表の布陣を調整するという。三笘薫、伊東純也ら欧州で活躍する主力選手は、シーズン終了後に休暇を取り、６月のワールドカップ予選２試合への出場は難しい見通しだ」

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　同メディアは、「これは中国代表にとって好ましい状況ではない。当初、日本代表は、FIFAポイント獲得のため、６月に全力で試合に臨み、中国代表のライバルが勝点を獲得する可能性を減らすだろう思われていたからだ」と主張した。

　まだ三笘や伊東が招集されないと決まったわけではないし、仮に数人の主力を欠いたとしても、いまの日本代表の層は厚い。ましてや、これまで出場機会が少なかった選手は、本大会への生き残りをかけて必死にプレーするはず。心配は無用だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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